ここから本文です。

ホーム > 環境・まちづくり > 環境 > 自然・生物保護 > 生物多様性の保全 > 外来生物対策 > スマートフォンアプリを使用した県民参加型の分布調査「みんなでつくろう!ちば外来水生植物マップ」を始めます

報道発表案件

更新日:令和7(2025)年6月30日

ページ番号:781779

スマートフォンアプリを使用した県民参加型の分布調査「みんなでつくろう!ちば外来水生植物マップ」を始めます

発表日:令和7年6月30日
千葉県環境生活部自然保護課
生物多様性センター
電話:043-265-3601

ナガエツルノゲイトウ等の海外から持ち込まれた「外来水生植物」は、繁殖力や再生力が非常に強く、県内でも生態系や農林水産

業への被害が問題になっています。これらの防除に取り組むうえで、最新の分布状況を知ることは大変重要です。

そこで、県民の皆様から広く情報を集めるために、スマートフォンアプリを使用した県民参加型の分布調査を実施します。

皆様からの貴重な情報をお待ちしています。

1.目的

ナガエツルノゲイトウ等は、非常に繁殖力が強く、発見し次第、できるだけ早く、防除することが重要であり、そのためには正

確な分布状況を把握する必要があります。このため、県では特に被害の大きいナガエツルノゲイトウの県内分布図を令和7年2月

に公開しました。効率的な防除を進めるためには、より多くの目で監視し、分布情報を常に更新していく必要があります。

そこで、多くの分布情報を収集するため、県民の皆様にもご協力をお願いすることとしました。

2.スマートフォンアプリ「Biome(バイオーム)」について

今回の調査では、株式会社バイオームが開発し運営する、スマートフォンのいきものコレクションアプリ「Biome」を使用しま

す。「Biome」は、見つけた動物・植物の名前をAIを使って判定することができる無料アプリで、現在国内の約10万種類を調べ

ることができます。

アプリ経由でユーザーが投稿した動物・植物のデータは、外来種の拡大状況、生き物の新発見や分布変化など、学術的にも使用

されています。

3.調査の実施について

(1)実施期間

令和7年7月1日(火曜日)から令和7年11月14日(金曜日)

(2)参加方法

1.お持ちのスマートフォンに、アプリ「Biome」をインストールする。(※1)

2.ホーム画面で「みんなでつくろう!ちば外来水生植物マップ」(いきものクエスト)のバナーをタップする。

3.調査対象の生物を撮影し、写真をアプリに投稿する。(※2)

(※1)無料でお使いいただけます。通信費は利用者負担です。

(※2)アプリには生物の名前判定のAI機能が搭載されており、撮影した写真の生物種の候補が表示されます。

(3)調査のテーマ(いきものクエスト内のミッション)

  • メインミッション

県内で、調査対象の7種の外来水生植物(※3)のうち3種を撮影、投稿。

(※3)調査対象種(全て特定外来生物)

ナガエツルノゲイトウ、オオフサモ、オオバナミズキンバイ、ボタンウキクサ、

ミズヒマワリ、ブラジルチドメグサ、オオカワヂシャ

  • エクストラミッション1

令和6年度に実施した分布調査によりナガエツルノゲイトウの分布が確認されたエリアで、ナガエツルノゲイトウを3回撮影、

投稿。

  • エクストラミッション2

令和6年度に実施した分布調査によりナガエツルノゲイトウの分布が確認されなかったエリアで、ナガエツルノゲイトウを1回

撮影、投稿。

クエストチラシ(PDF:1,381.6KB)

クエストポスター(PDF:355.6KB)

 

「みんなでつくろう!ちば外来水生植物マップ」の広報チラシ

 

4.分布図の活用

今回、県民の皆様から投稿されたデータは、整理・検証したうえで、分布図の更新に使用します。

最新の分布図は、市町村や関係機関とも共有し、計画的・効果的な防除に活用するほか、普及啓発資料としても活用する予定で

す。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部自然保護課生物多様性センター

電話番号:043-265-3601

ファックス番号:043-265-3615

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?