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「千葉県の外来生物リスト2020年改訂版」の発行について

発表日：令和2年3月30日

千葉県環境生活部自然保護課
生物多様性センター

1.改訂の経緯

当課では、県内に生息・生育する外来生物をまとめた冊子を2013年に発行しました。今回の改訂は、そのリスト情報に関する初めての全面的な見直しになります。

今回の改訂は、千葉県希少生物及び外来生物に係るリスト作成検討会による現地調査、文献調査等に基づき行われました。

2.改訂の主な特徴

掲載種は全部で1353種（動物366種、植物・菌類987種）。前回2013年の1299種と比べて、54種の増加（新規追加93種、選定解除39種。その他、カテゴリー変更15種、和名変更等7種の変更合計154種）。

主な新規追加種：セアカゴケグモ、ヒアリ、アカカミアリ、アサリ近似種、オオバナミズキンバイ（影響度A・緊急度A）。

主なカテゴリー変更種：カワヒバリガイ、ガビチョウ、ハス、ウロコハタケゴケ（影響度A・緊急度Aにランク・アップされたもの）。

選定から外れた種：エジプトガン、ジュズカケバト、カンムリヅル、オカメインコ等。

3.外来生物リストの活用

生物多様性に係る普及啓発、外来生物問題に取り組む関係団体や市町村・事業者等に配付し、幅広く活用されています。

4.閲覧・購入等

明日から千葉県生物多様性センターのホームページでダウンロードできます。

今後、千葉県文書館で販売予定です。また、県内図書館等に閲覧用として送付しています。

報道発表用記事