ここから本文です。
更新日:令和6(2024)年11月23日
ページ番号:15250
養老川自然歩道(房総ふれあいの道)は、名所、旧跡、景勝地が多く、自然の豊かな養老川沿いの既存の道路を利用し、歩くという行動を通じて自然や文化に触れ、豊かな心と健康を保持することを目的としてルート設定した歩道で、首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)とも接続しています。現在、養老川自然歩道は、下記の10ルートを設定しており、全長約122.2kmになります。ルート上には、指導標識や案内表示が整備されていますが、一部迂回路となっている場所もありますので、地図等で確認して歩行してください。モミ・ツガのみちは、首都圏自然歩道と併用ルートになっていますので、首都圏自然歩道の指導標識等を参考に歩行してください。
なお、養老川自然歩道には、首都圏自然歩道のような踏破記念制度はありません。
このコースは、養老橋バス停から川沿いの土手の道を上流に向かって歩くと上総国分寺跡へ向かう往復ルートの分岐点に着きます。上総国分寺跡へは、分岐点から約20分程で着きます。コースは、さらに川沿いを上流に向かい、西広橋を渡って西広板羽目堰跡や西広風致林を眺めながら権現堂橋を渡り、海士有木駅に至ります。また、海士有木駅から山倉貯水池、千葉こどもの国キッズダム(旧こどもの国)へ往復ルートが繋がっています。
このコースは、上総牛久駅から牛久市街地を抜け、手綱橋から養老川沿いの堰堤上を下流に向かって進みます。養老川の両岸が広大な水田地帯となっており、コースからは広々とした田園風景が見られます。その後、川沿いを歩きながら浅井橋、権現堂橋を渡り、海士有木駅に至ります。
このコースは、上総牛久駅から牛久市街地を抜け、楓橋を渡って水田地帯を進むと橘禅寺に向かう往復ルートの分岐点に着きます。橘禅寺には、木造の金剛力士立像や薬師如来座像及び両脇待立像附神将立像といった千葉県指定の文化財があり、分岐点からは坂をのぼって約10分程で着きます。コースは、その後主要地方道市原天津小湊線を通り、木造地蔵菩薩座像のある山口地区を経て高滝ダムの堰堤を渡り、高滝駅に至ります。
このコースは、月崎駅からトンネルを抜け山間の道を進むと、市原市指定文化財の山門がある真高寺に着きます。真高寺からは主要地方道市原天津小湊線を通り、高滝ダムの湖面沿いの道を進むとやがて高滝神社に着きます。その後、コースは高滝神社の丘を越え、線路を越えてすぐに右へ曲がるとやがて高滝駅に至ります。
このコースは、月崎駅付近で”見晴らしのみち”と分かれ、柳川橋からは養老川支流浦白川沿いの道を進みます。その後トンネルを抜けると水田が広がり、やがて上総大久保駅に着きます。上総大久保駅から折津熊野神社を経て山を越え、渓谷橋を渡り養老渓谷駅に至ります。
このコースは、月崎駅付近で”森と梢のみち”と分かれた後市民の森を抜け、一度山を下ります。その後再び山道をのぼり、周辺の山々を見晴らす尾根沿いの道を進むとやがて大福山展望台に着きます。大福山からは尾根沿いのコースと梅ヶ瀬渓谷ハイキングコースの2コースがありますが、共に渓谷橋を渡って養老渓谷駅に至ります。
このコースは、養老渓谷駅から宝衛橋、白鳥橋を渡り、主要地方道市原天津小湊線を勝浦方面に進みます。道なりに歩くと途中観音橋や椎の巨木のある日枝神社、水月寺を経て、粟又の滝に至ります。またコース途中で中瀬遊歩道と粟又の滝遊歩道に連絡しており、両歩道を通って粟又の滝へ向かうこともできます。
※粟又の滝遊歩道は、令和5年台風13号接近に伴う大雨の被害により、立ち入り禁止としています
令和5年11月22日(水曜日)からは、粟又の滝への降り口は通行可能となっています。
令和6年11月23日(土曜日)からは、水月寺から面白峡遊歩道へ接続する渡渉橋が通行可能になりました。
このコースは、養老渓谷駅から宝衛橋と白鳥橋を渡り、主要地方道市原天津小湊線を勝浦方面に進みますが、観音橋を過ぎてから、やまあいの郷、筒森へ向かいます。筒森からコースは山道に入り”麻綿原高原のみち”と合流した後、粟又の滝に至ります。また、コース途中では中瀬遊歩道とも連絡しています。
※粟又の滝遊歩道は、令和5年台風13号接近に伴う大雨の被害により、立ち入り禁止としています
令和5年11月22日(水曜日)からは、粟又の滝への降り口は通行可能となっています。
令和6年11月23日(土曜日)からは、水月寺から面白峡遊歩道へ接続する渡渉橋が通行可能になりました。
このコースは、小田代バス停から養老川を渡り、大田代の集落から山をのぼっていきます。途中、野生の動植物が生息する自然豊かな樹林をしばらく進むと、やがてあじさいで有名な麻綿原高原に着きます。麻綿原高原から先は再び杉や檜の育つ樹林を進み、清澄寺山門前を通って清澄寺バス停に至ります。
※首都圏自然歩道と一部併用しています。
清澄寺バス停から林道をしばらく進むと、遠くかつ樹林におおわれた山並を望むことができます。林道から元清澄方面を目指し山道に入ります。ここから左右はシイ・タブ・カシなどに囲まれた上り下りの起伏に富んだ尾根道となります。四季おりおりのウグイス・アオゲラ・トラツグミ・キビタキなどの野鳥のさえずりが耳を楽しませてくれます。元清澄山一帯は自然環境保全地域に指定されており、モミ・ツガの原生林などにおおわれ、学術上貴重な地域となっています。元清澄山から起伏に富んだ尾根道を通り金山ダムに至り、吊橋を渡り金山ダムバス停まで進みます。山道の多い健脚向けのコースです。
※首都圏自然歩道と併用しています。指導標識等は、首都圏自然歩道のものを参考にしてください。
養老川自然歩道のマップは下記から見ることができます。地図の配布はしておりませんので、ご了承ください。
「風を感じる田舎みち」において、コースの一部が通行不能になっております。
ご迷惑をおかけしますが地図にしたがって迂回してください。
お知らせ
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください