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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年12月20日

ページ番号:628744

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の流行について(令和5年12月20日)

発表日:令和5年12月20日

健康福祉部疾病対策課

本県では、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数が令和5年第50週(12月11日~12月17日)は「8.30」であり、国が定める警報基準値「8」を超えています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は主に小児がかかる細菌性の感染症です。 

現在、県内で大きな流行が発生しているため、家庭、保育所、幼稚園、学校等において手洗いや咳エチケットなど感染防止対策の実施に努めましょう。

県内のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数

過去5年間A群溶連菌感染症の定点当たり報告数の推移

※ 定点当たり患者報告数とは、各定点において、1週間に診断した患者報告数を報告定点医療機関数で割った数

※ 県が指定した小児科を標榜する診療所等(小児科定点)を定点とし、その定点の医師が、咽頭結膜熱の患者と診断した場合に保健所へ報告することになっている。

県民の皆様へ

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、A群溶血性レンサ球菌を原因とする急性感染症で、発熱やのどの痛み、苺状の舌といった症状が発生する小児に多い病気です。予防のためのワクチンはありません。多くの場合は1週間以内に症状は改善しますが、合併症などが生じる場合もあるため、強いのどの痛みなど気になる症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と診断された場合には、医療機関で処方される抗菌薬による治療が有効です。

【予防のポイント】

(1)手洗い、手指消毒をこまめに行いましょう。

(2)咳エチケットをこころがけましょう。

(3)体調不良時には登園・登校等を控えましょう。

参考

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部疾病対策課感染症予防班

電話番号:043-223-2665

ファックス番号:043-224-8910

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