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更新日:令和3(2021)年4月16日
ページ番号:4672
令和2年9月に県内で、日本脳炎ウイルス遺伝子を保有する蚊が確認されました。
また、平成27年9月には県内では25年ぶりとなる日本脳炎の患者が発生しています。
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染によってヒトに急性脳炎等を引き起こす疾患です。
ヒトからヒトへの感染はなく、ブタ等の動物の体内でウイルスが増殖された後、そのブタを刺したコガタアカイエカなどがヒトを刺すことによって感染します。
コガタアカイエカは水田・沼地で発生し、日没後に概ね2km前後の範囲で活動するとされています。
特に予防接種を受けていないお子様はご注意ください。
厚生労働省が作成した防蚊対策ポスターです。
ダウンロードしてご活用ください。
ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。
2021年度(令和3年度)は、日本脳炎ワクチンの供給量が減少するため、一部の方の接種時期が変わります。
詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。
その他、特例として、平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれの者のうち、7歳6カ月以上9歳未満の者及び13歳以上20歳未満の者についても定期の対象となります。
詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。
予防接種を希望される場合は、かかりつけ医の医療機関にご相談ください。
接種費用は、自己負担となります。
集団免疫の現況把握および病原体検索などの調査を行い、各種の疫学資料と合わせて検討し、予防接種事業の効果的な運用を図り、さらに長期的視野に立ち総合的に疾病の流行を予測することを目的として、厚生労働省、国立感染症研究所、都道府県・都道府県衛生研究所等が協力して実施しています。
日本脳炎については、人とブタの抗体保有状況を確認しています。
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