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更新日:令和5(2023)年5月19日

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カシノナガキクイムシについて

カシノナガキクイムシによる被害

カシノナガキクイムシという昆虫が媒介する「ナラ菌」によってナラ類、シイ・カシ類等のブナ科に起こる樹木の伝染病に、ナラ枯れがあります。

本県のナラ枯れ被害は、平成29年9月に鴨川市のマテバシイ林で初めて確認され、以降、主に県南部地域で発生していましたが、徐々に県北部地域でも被害が報告されています。

 

主な防除方法は、予防(未然防止)として樹幹注入、駆除(拡大防止)として伐倒くん蒸、搬出・焼却または破砕する方法などがあります。

 

防除を行う際は、被害拡大防止のため、以下の点にご留意ください。

(1)翌年の羽化時期(5月頃)までにくん蒸、焼却等の処理を行うこと。

(2)伐倒は、10月以降に実施すること。

(3)伐倒は、地際に多く虫が穿入しているため、極力低い位置(10センチ以下を推奨)とすること。

(4)被害木は、未発生地への移動は避け、移動した場合は羽化時期前に焼却・破砕等の処理を行うこと。

カシノナガキクイムシ

左:オス、右:メス

(県森林研究所撮影、1目盛0.5mm)

カシノナガキクイムシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マテバシイ林の枯損

マテバシイの枯損

 

お問い合わせ

所属課室:農林水産部森林課森林整備班

電話番号:043-223-3630

ファックス番号:043-225-7448

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