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更新日:令和7(2025)年1月21日
ページ番号:728699
「世界をなおそう」
大網市立大網小学校 永野 以央理
SDGsの目標を数字と共に示しており、謎解きをするような楽しさがあります。クリーンなエネルギーを使って海や陸の豊かさを守ること、廃棄物を減らすことについても呼びかけています。色や塗り方も工夫が凝らされ、興味を持って粘り強く取り組んだ様子がうかがえます。元気で明るく、見応えのある作品です。
「たべものをのこさないで」
八千代市立大和田南小学校 竹内 日彩
黄色と赤を混ぜて作った様々な色を、工夫して塗り重ねた背景が、明るく軽みがあってさわやかです。食べ残された食材がゴミ箱に捨てられ、灰色のゴミ箱が泣いています。ケチャップやりんご、お皿などをよく観察して丁寧に描いています。食べ物は大事に食べて、ゴミを減らしたいですね。
「生ゴミぎゅーダイエットで10%へるよ」
東金市立鴇嶺小学校 齋藤 琉之介
生ゴミを減らす方法を、具体的に分かりやすく図で説明しています。普段からおうちの仕事を任されているのでしょうか。「ぎゅー」という言葉の響きと、文字のデザインに迫力を感じます。生ゴミを減らすことは地球にやさしいだけでなく、毎日の家でのお仕事を気持ちよく行うことにもつながります。積極的に進めたいですね。
「まだ、壊すの?」
習志野市立谷津小学校 清水 梨華
森林破壊という深刻な環境問題を、虎の表情を通して力強く訴えかけています。虎の表情が非常にリアルで、怒りや悲しみ、そして訴えかけるような感情が伝わってきます。特に、虎の目は、まるで私たち人間を見つめているようで、心に響くものがあります。虎の目の奥に描かれたブルドーザーや森林破壊の様子は、非常に細密に描かれており、作者の観察力と表現力の高さがうかがえます。
「残っているのにごちそうさま?」
八千代市立大和田南小学校 西山 海惺
食品ロスという身近ながらも深刻な問題を、食事の場面という誰もが共感できるシチュエーションで表現しており非常に印象的です。手を合わせたごちそうさまのポーズと、残された食べ物の構図が、見る者の目に強く焼き付きます。また赤く塗られた文字が、警告を発しているような印象を与え、作品のメッセージをより強く伝えています。
「だれか助けて… 」
大網白里市立大網小学校 伊藤 結菜
地球温暖化という大きなテーマを、地球そのものに顔を与え、感情を持たせることで、より身近で切実な問題として表現しています。さらに、暗い青色を基調とすることで、地球の危機感を効果的に表現しています。絆創膏を貼った地球の表現は、地球の痛みを効果的に表現しています。また、ゴシック体の白い大きな文字が、作品のメッセージを際立たせています。
「失われる生命の光」
流山市立北部中学校 山田 理生
ウミガメがゴミに覆われ、生命の光を失いつつある様子は、見る者の心を打ち、環境問題の深刻さを痛感させます。下に描かれたゴミの山や不気味に伸びてくる黒い手が、暗く重苦しい色調で描かれ、汚染された海の状況を効果的に表現しています。ウミガメの目は、生命の輝きを失いつつある様子を象徴的に表しており、見る者の心を揺さぶります。
「自分らで作る綺麗な海」
流山市立南部中学校 幡野 汐南
ジグソーパズルの欠けたパーツを人間の手がはめようとするという構図は、人間が海洋汚染を引き起こし、同時に解決に向けて努力しているという複雑な現実を象徴的に表しており、大変独創的です。ウミガメやイルカがリアルに描かれており、作者の観察力と表現力の高さがうかがえます。特に、海の透明感や光の表現は、作品の完成度を高めています。
「止められるのは私達だけ。」
浦安市立美浜中学校 三木 昂
海洋汚染や温暖化といった具体的な問題だけでなく、地球全体が抱える環境問題を、宇宙という壮大なスケールで表現している点が素晴らしいです。 地球を人間の手が支えているという構図は、視覚的に強く印象に残ります。水彩絵具だけでなく、色鉛筆やパステルも使いこなすことで、作品の表現の幅を広げ、より深みのある作品に仕上がっています。
「1つのゴミが1つの命を奪うかも」
千葉県立松戸南高校 中山 菜緒
訴えたい主題に合わせて描き方や言葉を選択し、迷わず描ききった印象のある作品です。黄色と青の配色も目を惹きます。1つ1つの命の重さにも気付かされます。水中の浮遊感、青光りする魚の質感、見上げる水面と空の明るさ、深い海の暗さ等の重厚な描写に、作者の確かな技量を感じます。
「自然と共に。緑を未来へ。」
木更津総合高等学校 田中 ひのあ
美しい自然環境を保全し、未来につなげようというテーマを視覚的にしっかりと伝えています。心地よい冷たさまで感じられるような丁寧な水の描写や、あどけない子供の表情は、かけがえのない自然を守ろうという気持ちを見る人の胸に呼び起こすことでしょう。光の美しさを特に感じる作品です。
「さいきんあついなぁ」
千葉県立松尾高等学校 小川 友美
白いアザラシが、氷の浮かぶ海からつぶやく「さいきんあついなぁ」。周囲の氷も割れて溶けていくところなのかもしれません。質感の描写、文字のデザインや配色に工夫があり、テーマを巧みに表現しています。かわいらしいアザラシの瞳が見つめる先には、地球温暖化に係る切実な問題があります。
千葉県環境月間ポスター審査委員
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