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更新日:令和6(2024)年6月7日
ページ番号:14592
森 遥風 八千代市立高津中学校 評まず、構図が秀逸です。地球を中心に、そのまわりにさまざまな生物を配置しました。手前には大きく花を描き、画面に奥行きが感じられます。壮大なファンタジーを透明感あふれる高い描写力で見事に描き切りました。 文字は中心にさりげなく置かれ、全体の雰囲気をそこねることなく、作者の豊かな自然を願う気持ちを伝えています。
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松本 紗季 アトリエこうたき 評南極や北極の動物を描き、地球温暖化を強く訴える作品となりました。特に、涙をためた目の表情は、見る者の視線を思わず引きつけます。文字がしっかり描かれていたり、手前の寒色と背景の暖色が対比されたりするなど、細かいところまで気を配られています。 |
中田 千裕 東金市立東小学校 評手前に池と魚を大きく描き、人物を遠くに小さく描くことで画面に広がりが出ました。「大切な自然を守りたい」という作者の気持ちが、しっかり描き込んだ画面からよく伝わってきます。全体的に青、茶、緑色でまとめながら部分的にピンクを使うなど、作者の色のセンスも感じます。
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伊藤 美桜 勝浦市立興津小学校 評とにかく鳥の描写が見事です。色を幾重にも重ねたり、クレヨンで絵の具の上から描いたりと作者の一生けん命さがよく伝わってきます。また、ぐるぐるした巣、放射状に広がる羽が画面にダイナミックな動を与えています。その中で鳥のユーモラスな目から、「自然を守ろう」という気持ちがめばえてきました。 |
國司 奈央 柏市立田中中学校 評一見シンプルな画面ですが、実物の作品を見ると、その丁寧な仕上げに技術力の高さがうかがえます。中心の地球が流す透明感のある涙は、見る人の心に切実に訴えかけます。作者の、環境問題に対する真剣さと、それを表現しようとする気持ちが感じられる作品です。 |
佐藤 優奈 習志野市立第四中学校 評大胆に残された白い余白と、反対に繊細に変化する色彩から地球の危うさが感じられます。「限界はすぐそこまで」という言葉通り、汚されていく地球の儚さが、悲しくも美しい作品です。 |
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掛須 南 一宮町立一宮中学校 評とても明るい色調で、細部にもこだわって描かれています。自然あふれる街、自然と共存する街が作者の理想とするところでしょうか。私たち一人一人の努力で、このような街になったらいいなと思いました。
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島田 瑞季 千葉県立市川東高等学校 評中央に大きく配置された「海」の文字の中には、様々な環境で生き生きと暮らす海の生き物たちが、美しく、繊細に描かれています。美しい海も汚れてしまった海も、私たちの努力次第という作者の思いが感じられます。
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山田 夏実 千葉県立市川東高等学校 評丁寧に塗り重ねられた青々とした美しい緑の中心に、決意に満ちた少女の後ろ姿が見えます。何年先の未来にも、この豊かな緑が続いていくよう、作者の願いが伝わってきます。 |
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佐藤 綾乃 千葉県立松戸六実高等学校 評「全てのゴミを自然に還す」。この言葉は、自分勝手に生きてきた人間の責任を問う、強い言葉に感じられました。草花であふれる砂時計の中には、汚れてしまった様々なものが美しい自然へと還っていく様が描かれ、いつか私たちが果たさなければならない責任を感じました。 |
千葉県環境月間ポスター審査委員
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