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更新日:令和4(2022)年3月11日
ページ番号:21989
北方領土は、一度も外国の領土になったことがない我が国固有の領土です。しかし、戦後70年以上が経過した今もなお、ロシアに不法占拠されたままとなっています。この問題をより多くの方に知っていただき、解決に繋げるため、本県では様々な取組みを行っています。
北方領土返還要求運動千葉県民会議では、北方領土問題についてより多くの方に理解を深めていただくため、北方領土返還要求運動千葉県民大会を開催しました。
令和3年11月2日(火曜日)14時~15時
Zoomによるオンライン開催
有識者等を講師に招き、以下の講演を実施しました。
◎講演の様子については、Youtube「千葉県公式セミナーチャンネル」において、御覧いただけます。
1945年(昭和20年)8月、ソ連が日本に対して宣戦布告し、北方四島を占領したことにより、北方領土問題が発生しました。
これにちなみ、8月は「北方領土返還運動全国強調月間」とされています。
また、1855年(安政元年)2月7日に「日魯通好条約」が調印されました。この条約により、日本とロシアの国境は、「択捉島とウルップ島の間」に画定され、北方領土は日本の領土であることが国際的にも明確になりました。その歴史的な意義と、平和的な外交交渉によって領土の返還を求める北方領土返還要求運動の趣旨から、2月7日が「北方領土の日」に設定され、2月は「北方領土返還運動全国強調月間」とされています。
県庁中庁舎、JR津田沼駅北口ペデストリアンデッキ、JR船橋駅南口ペデストリアンデッキ及びJR・新京成電鉄松戸駅東口ペデストリアンデッキ
(令和3年8月1日から8月31日、令和4年2月1日から2月28日)
懸垂幕(中庁舎北側)
懸垂幕(中庁舎南側)
横断幕(JR津田沼駅北口)
横断幕(JR船橋駅南口)
横断幕(JR・新京成電鉄松戸駅東口)
北方領土問題に関して、より多くの方々に関心を持ち、認識を深めていただくために、北方領土パネル展を開催しております。
北海道の北東洋上に連なる択捉(えとろふ)島、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島及び歯舞(はぼまい)群島の北方領土は、江戸時代に日本人によって開拓され、日本人が住み続けていた島々です。
これら北方四島(※)は、1945年(昭和20年)8月の第二次世界大戦終了直後、ソ連軍により占領され、日本人の住めない島々になってしまいました。
北方四島は、歴史的に見ても、一度も外国の領土になったことがない我が国固有の領土であり、また、国際的諸取決めからみても、我が国に帰属すべき領土であることは疑う余地もありません。
北方四島は、70年以上が経過した今も、なお、ロシアの不法占拠の下に置かれており、この問題は我が国固有の領土である北方四島の返還を一日も早く実現するという、まさに国家の主権にかかわる重大な問題です。
※北方四島の総面積は約5,003平方キロメートルであり、千葉県の面積(5,157.61平方キロメートル)と同じくらいです。
(平成30年全国都道府県市区町村別面積調による)
※独立行政法人北方領土問題対策協会のホームページには、北方領土問題に関する啓発動画や元島民の方の体験談動画など、多数の動画が掲載されており、いつでも視聴いただけますので、ぜひ、ご覧ください。
独立行政法人北方領土問題対策協会ホームページ(動画ギャラリー)
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