ここから本文です。
ホーム > 環境・まちづくり > まちづくり > 都市計画・市街地整備 > 市街地整備・再開発 > 国土形成計画
更新日:令和7(2025)年10月3日
ページ番号:17533
人口減少・高齢化、環境問題、厳しい財政制約などといった時代の転換期を迎える中、国土計画制度が抜本的に見直され、平成17年7月に国土形成計画法が制定(国土総合開発法を改正)されました。
これにより、「開発基調」・「量的拡大」を目指していた全国総合開発計画(昭和37年から5次にわたって策定されました。)に代えて、国土形成計画による、新しい国土計画づくりが始まりました。
「国土形成計画」は、「国土の利用、整備及び保全を推進するための総合的かつ基本的な計画」であり、全国計画と広域地方計画から構成されます。
国土形成計画の「全国計画」は、総合的な国土の形成に関する施策の指針として、21世紀前半期を展望しつつ、今後概ね10ヶ年間における国土の形成に関する基本的な方針や目標、全国的な見地から必要とされる基本的施策を定めるもので、平成20年7月に閣議決定されました。
最新の第三次国土形成計画(全国計画)は、令和5年7月28日に閣議決定がされました。
本計画は、「時代の重大な岐路に立つ国土」として、人口減少等の加速による地方の危機や、巨大災害リスクの切迫、気候危機、国際情勢を始めとした直面する課題に対する危機感を共有し、こうした難局を乗り越えるため、総合的かつ長期的な国土づくりの方向性を定めるものです。
本計画では、目指す国土の姿として「新時代に地域力をつなぐ国土」を掲げ、その実現に向けた国土構造の基本構想として「シームレスな拠点連結国土」の構築を図ることとしています。
第三次国土形成計画(全国計画)(国土交通省ホームページ)からご確認ください。
国土形成計画の「広域地方計画」は、北海道と沖縄県を除く全国を、首都圏・近畿圏・中部圏・東北圏・北陸圏・中国圏・四国圏・九州圏の8つの「広域ブロック(広域地方計画区域)」に分け、ブロックごとに策定します。
具体的には、21世紀前半期を展望しつつ、今後概ね10ヶ年間を想定した計画であり、全国計画を基本として、各ブロックにおける国土形成に関する方針や目標、広域の見地から必要とされる主要な施策を定めます。
8つの広域地方計画区域のうち、千葉県は「首都圏広域地方計画区域」(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県の1都7県)に区分されています(平成18年7月、国土形成計画法施行令により定められました。)。
平成27年8月に閣議決定された「第二次国土形成計画(全国計画)」を受け、「首都圏広域地方計画」も改定されることとなり、国の地方支分部局、関係都県・政令市、地元経済界等で組織する「首都圏広域地方計画協議会」(事務局:国土交通省関東地方整備局)の協議を経て、平成28年3月、国土交通大臣決定されました。
国土審議会(国土交通省のホームページ)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください