ここから本文です。

報道発表案件

更新日:令和6(2024)年3月29日

ページ番号:653444

第4次千葉県消費生活基本計画の策定について

 発表日:令和6年3月28日
(令和6年3月29日更新)
環境生活部くらし安全推進課

 県では、「千葉県消費生活基本計画」に基づき、消費生活の安定と向上に関する施策及び消費者教育に関する取組について、総合的かつ計画的に推進を図ってきました。
 現行第3次計画の計画期間が令和5年度までであったことから、次期計画となる「第4次千葉県消費生活基本計画」を策定しました。
 今後、同計画に基づき、消費者や事業者、市町村等と連携し、「社会環境の変化に対応し ともに創る 安全安心な消費生活」の実現を目指し、取組を進めていきます。

はじめに

~社会環境の変化に対応し ともに創る 安全安心な消費生活~

 県では、平成20年6月に施行した「千葉県消費生活の安定及び向上に関する条例」に基づき、平成21年度に「千葉県消費生活基本計画」を策定し、消費者に関する各種施策を総合的、計画的に進めてきました。

 平成31年度からを計画期間とする「第3次千葉県消費生活基本計画」では、国や市町村、消費者団体、事業者団体など、多様な主体と連携・協働し、消費者が直面する様々な課題に取り組むため、条例に基づく基本計画と、「消費者教育の推進に関する法律」に基づく消費者教育推進計画を一体として策定し、取組を行ってきたところです。

 令和5年度をもって、第3次の計画期間が終了することから、第4次の基本計画を策定しました。

 商品やサービスを購入し、消費することで日常生活は成り立っており、「消費」という視点から見た場合、県民全てが消費者であり、消費生活の安定及び向上は、県民全ての生活の安定と向上につながる問題です。

 消費生活をめぐる状況は、高齢化の進行やグローバル化、デジタル化の進展、持続可能な社会の形成の必要性や、成年年齢引下げなど大きく変化し、それに伴い課題も多様化、複雑化しています。

 消費者一人ひとりが、社会的役割を自覚し、主体的に行動することが重要であるとともに、県は、多様な関係者と連携、協力して積極的に対策を進めていく必要があります。

 今後とも本計画に基づき、皆様と共に、消費者被害の防止や、消費者教育の充実など、安全、安心な消費生活の推進に全力で取り組んでまいります。

令和6年3月 千葉県知事 熊谷 俊人

1 計画策定の趣旨

 「千葉県消費生活の安定及び向上に関する条例」に基づく基本計画と、「消費者教育の推進に関する法律」に基づく法定計画を、一体的に策定するもので、本県の消費生活に関連する各種施策・事業を、「消費者の視点」に立って、総合的・計画的に推進していくための基本指針です。

2 計画期間

令和6年度から令和10年度までの5年間

3 基本方針

(1)基本理念

  • 行政、消費者、事業者等の主体が連携、協働すること
  • 消費者の権利を尊重すること
  • 消費者の自立を支援すること

(2)基本施策

【基本施策1】消費者被害の防止、救済とネットワーク強化
【基本施策2】消費者市民を育む教育の推進
【基本施策3】安全安心な消費生活の確保

(3)指標

【計画全体】
消費生活全般について満足している県民の割合
目標値:50%(令和10年度)

4 施策展開

【基本施策1】消費者被害の防止、救済とネットワーク強化
(1) 相談体制の充実
(2) 関係機関との連携、制度の活用
(3) 消費者被害情報の積極的な収集と提供
(4) 見守りネットワークづくり

【基本施策2】消費者市民を育む教育の推進
(1) 成年年齢引下げを踏まえた若年者への消費者教育の推進
(2) 消費者教育や地域の活動を担う人材の育成
(3) 多様化、複雑化する消費生活への対応
(4) 持続可能な社会の形成に向けた教育の推進

【基本施策3】安全安心な消費生活の確保
(1) 事業者に対する適正な指導と悪質事業者に対する取締りの強化
(2) 商品、サービス、取引の安全安心の推進
(3) 生活必需品の安定供給等

第4次千葉県消費生活基本計画・参考資料は下記のとおりです。

(令和6年3月29日、PDFの一部修正を行いました。)

【参考資料】

お問い合わせ

所属課室:環境生活部くらし安全推進課消費者安全推進室

電話番号:043-223-2292

ファックス番号:043-221-2969

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?