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更新日:令和6(2024)年8月30日
ページ番号:29396
県では、自転車の交通事故の多い高校生を主な対象として、スケアード・ストレイト教育技法(※)を取り入れた自転車交通安全教室を開催します。この教室は交通安全意識の向上等を図るとともに、交通ルールと正しい交通マナーの理解により、自転車の交通事故を抑止することを目的としています。
(1)講義 ※所要時間は30分程度
ア 地域の交通事故の状況等について
イ 自転車の安全な利用について
(2)交通事故再現(解説を含む。)※所要時間は50分程度。
スタントマンが演じる歩行者、自転車及び自動車運転者による交通事故再現
ア 演目
委託者側と受託者との協議の上決定するが、基本は自転車を利用する際の安全運転の重要性を認識させるものとする。
例は次表のとおり。
晴天時(屋外(グラウンド等)で実施) | 雨天時(屋内(体育館等)で実施) |
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(1)時速約30kmでの自動車の自転車への衝突(自転車に乗せた人形を衝突の衝撃で跳ね飛ばし、衝突音とともに、見学者の注目をひく仮想交通事故再現の導入) (2)自転車の見本走行における違反行為探し(スマホ使用やヘッドホン着用等により違反走行している自転車に乗った人と自動車の衝突の仮想交通事故再現) (3)飛び出し自転車がオートバイと衝突(見通しの悪い交差点、一時不停止を原因とする仮想交通事故再現) (4)大型車両(トラック)左折時の自転車巻き込み(大型車両が左折時の内輪差により、自転車に乗った人を巻き込む仮想交通事故再現) (5)横断歩道上の自転車と歩行者の衝突(自転車が赤信号で停止しないことを原因とする仮想交通事故再現) (6)傘差し2人乗り自転車と歩行者の衝突(片手運転や雨の日は制動距離が伸びる学習も含む) (7)自動車の死角による自転車に乗った人と自動車の接触 (8)自転車通行可の歩道における自転車の衝突
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(1)衝突実験(自転車で跳び箱に衝突し、見学者の注目をひく仮想交通事故再現の導入) (2)自転車の見本走行における違反行為探し (スマホ使用やヘッドホン着用等により違反走行している自転車が転倒) (3)突然飛び出してきた人が自転車と衝突 (駐車車両の陰から飛び出した人が自転車と激突する仮想交通事故再現) (4)自転車通行可の歩道における自転車の衝突事故(自転車と歩行者の歩道通行区分を知ってもらう) (5)横断歩道上の自転車と歩行者の衝突(自転車が赤信号で停止しないことを原因とする仮想交通事故再現) (6)路側帯の説明(路側帯で自転車が通行できるのはどちら側か説明する) (7)ながら運転(スマホ使用やヘッドホン着用等)の自転車と交通ルールを守っている自転車の衝突 (8)傘差し2人乗り自転車と歩行者の衝突(片手運転や雨の日は制動距離が伸びる学習も含む) |
イ 解説
各演目の実施後、交通ルールや交通マナーに照らして、交通事故を防止する視点から行う。
小道具を使用したり、適切な自転車走行の例示を行ったりするなど、見学者にとってわかりやすく解説する。
時速30kmでの
車両の自転車への衝突
自転車の見本走行における
違反行為探し
大型車両の左折時の
自転車巻き込み
自動車に潜む死角の体験
令和6年度スケアード・ストレイト技法による自転車交通安全教室
令和5年度スケアード・ストレイト技法による自転車交通安全教室
令和4年度スケアード・ストレイト技法による自転車交通安全教室
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