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令和4年度千葉県科学技術功労者の表彰及び千葉県工業振興功労者への感謝状贈呈について

発表日:令和4年4月15日

千葉県商工労働部産業振興課

1.受賞者

（1）千葉県科学技術功労者

長年にわたり科学技術の振興に寄与し、科学技術の進歩、産業の発展、県民生活の向上等に顕著な功績を挙げた者を知事が表彰する。（昭和58年度から実施、令和3年度までに76名・2団体を表彰）

田口浩一(たぐちこういち)氏（ナプソン株式会社千葉技術センター技術部開発課）

功績：「半導体等の抵抗率／シート抵抗装置,評価装置の研究開発」

受賞者は、半導体部品の抵抗率を測定するにあたり、非接触で高精度な測定を可能とする技術の開発に尽力し、特許を取得するなどの功績を挙げた。

同氏が開発した技術を活用した装置は世界中の半導体メーカー等に採用されている。

（2）千葉県工業振興功労者

本県工業の振興に積極的な貢献をし、その功労が顕著であった者に対して感謝状を贈呈する。（昭和57年度から実施、令和3年度までに117名に感謝状を贈呈）

下澤栄一 (しもざわえいいち)氏（日本製鉄株式会社東日本製鉄所製銑部）

功績：入社以来、焼結鉱製造工程で操業・設備改善と人材育成に取り組み、地域への環境改善活動にも貢献した。

原田政博(はらだまさひろ)氏（日本製鉄株式会社東日本製鉄所資源化推進部）

功績：入社以来、製鋼工場で、安全・環境・防災・操業に携わり、作業環境改善並びに周辺地域への環境負荷軽減に尽力してきた。

金澤弘之(かなざわひろゆき)氏(K＆Oヨウ素株式会社環境保安部)

功績：有限資源の効率的な利用による生産効率の向上に取り組み、環境負荷軽減や工場・事務所の防火対策に尽力している。

2.表彰式・贈呈式

日時

令和4年4月21日（木曜日）13時30分～13時50分

場所

千葉県庁本庁舎1階県民ホール

出席者

受賞者、千葉県知事

式次第

1. 開会
2. 表彰状、感謝状授与
3. 知事祝辞
4. 閉会
5. 記念写真撮影

3.参考

発明の日（4月18日）

専売特許条例（現在の特許法）が明治18年4月18日に公布されたのを記念し、産業財産権制度の普及・啓発を図るため、昭和29年に通商産業省省議決定に基づいて制定された。

科学技術週間

科学技術に関し、広く国民の関心と理解を深め、わが国の科学技術の振興を図ることを目的として、昭和35年に閣議了解によって設けられた。期間は、毎年4月18日の「発明の日」を含む月曜日から日曜日までの1週間で、今年は、4月12日（月曜日）から4月18日（日曜日）まで。

なお、期間中には県内の公設試験研究機関の一般公開や大学や博物館で講演等の行事が催される。

報道発表用記事