令和6年度かずさインキュベーションセンター指定管理者管理運営状況評価について

民間の研究所を中心に先端的な産業技術の国際的水準の研究開発拠点として整備されるかずさアカデミアパークにおいて、先端的な産業技術の研究開発を行う企業に対して研究開発のための施設を提供することにより、研究開発を行う企業がかずさアカデミアパークにおける民間の研究所等による研究成果を活用して研究開発を展開することを促進するとともに、研究開発を行う企業のかずさアカデミアパークをはじめとする県内への立地を促進し、もって本県の産業振興に資する。

(1)研究開発室等の提供

(2)入居企業支援

(3)研究開発室、駐車場使用料及び光熱水費の徴収支払い業務

(4)かずさ環境協定に関する業務

管理業務の実施状況に関する事項

• 施設の設置目的・法令等の遵守等

A

かずさインキュベーションセンター設置管理条例等に基づき、適正な管理運営を行った。

管理業務の実施状況に関する事項

• 安全性の確保

A

警備について、再委託により24時間体制で防犯、火災等の災害発生防止に努めた。

管理業務の実施状況に関する事項

• 適切な管理運営

A

再委託により、設備管理、清掃、緑地管理等を適切に行った。

県からの徴収業務委託に基づく入居企業からの利用料の徴収や、県への納入等を適切に行った。

かずさ環境協定に基づくバイオ系実験及び研究開発が安全で効率的に実施できるよう環境保全対策に努めた。

管理業務の実施状況に関する事項

• 適切な財産管理

A

備品台帳を整備し、適切な財産管理を行っている。

13件の小規模修繕を実施し、施設及び設備の維持管理を適切に行った。

事業の企画運営に関する事項

• 事業の実施（必須事業）

事業の企画運営に関する事項

• サービスの向上
• 自主事業
• 地域の連携等

A

各種展示会、セミナー等に関する情報収集を行い、入居企業に対して情報発信を行った。

入居者への検査・分析等の支援として、検査機関、大学等への関係費用を補助した。(上期3社/14件、下期1社/7件)

かずさアカデミアパーク街づくり協議会と合同で入居者交流会を2回実施し、入居者同士の交流促進・地域との連携に努めた。

施設利用状況に関する事項

A

管理運営体制

A

収支状況

A

利用者意見の反映

利用者満足度

B

入居企業に対し、対面でのヒアリングを行い、入居者の意見を聴取し、満足度向上に努めた。

施設に対する要望については、速やかな対応を取れるよう、県と連携を図っている。

支援ニーズのアンケート実施時期と空調設備工事が重なったため、未実施。

総合評価

一部良好でない

各項目の合計得点19点／30点満点

各項目の評価点数の平均点1.9点

入居を希望する企業に対し、適切に入居審査等の各種手続きを行った。

入居率を維持するため、適宜入居希望企業への対応に努めること。

各種展示会・交流会などのイベントへの参加を各入居者へ促し、関係機関との連携を図るなど入居企業支援に努めること。

入居率を向上するため、適宜入居希望企業への対応に努めること。

各種展示会・交流会などのイベントへの参加を各入居者へ促し、関係機関との連携を図るなど入居企業支援に努めること。

（改善状況）

入居希望企業の問い合わせ等に対して適宜対応に努め、1社（2部屋）の入居審査に至った。

２回の交流会を行い入居者の相互交流に努めた。

入居企業に対して、開催されるセミナー等の周知も行った。

入居企業3社に対して、入居企業の検査・分析の支援として検査機関・大学等に支払う関係費用の補助を行った。