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報道発表案件

更新日:令和7(2025)年10月31日

ページ番号:808381

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千葉県産日本なしが国際宇宙ステーションへ!~「新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)」に搭載~

発表日:令和7年10月31日
農林水産部販売輸出戦略課

 令和7年10月26日、種子島宇宙センターから打ち上げられた新型宇宙ステーション補給機※11号機(HTV-X1)に、生産量、栽培面積、産出額全てで全国1位※2を誇る県産日本なしの中から、品種:「王秋」が搭載され、国際宇宙ステーション(ISS)へ届けられました。

 今回の搭載は県産生鮮食品として初であり、また、日本なしとしても初となります。

 届けられた県産日本なしは、他の生鮮食料品とともに、国際宇宙ステーションに長期滞在している宇宙飛行士に提供され、滞在による様々なストレスの緩和やパフォーマンスの維持・向上に繋がることが期待されます。

【参 考】
※1
 新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)は、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を担ってきた「こうのとり(HTV)」の後継機としてJAXAが開発した次世代の補給機です。今回、初めての補給ミッションとなります。従来の「こうのとり(HTV)」の優位性を維持しながら、輸送能力や運用性を向上させ、さらに将来の様々なミッションに対応可能なシステムを備えています。

※2
 令和5年度全国順位第1位(農林水産統計)

1. 概要

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、2015年のHTV5号機より、ISSクルーの長期滞在による様々なストレスの緩和やパフォーマンスの維持・向上等のため、日本の生鮮食品をISSに届ける取組を開始しています。

 10月26日に打ち上げられたHTV-X1により、この度本県の日本なしがISSに届けられました。

 なお、今回の取組は、JAXAと公益社団法人流通経済研究所(以下、DEI)の契約に基づき、DEIから発注を受けて千葉県が提供したものであり、出荷時期と打上げ時期が合致することや、安全性、保存性等の技術的要件をクリアしたことから搭載が決定されたものです。

2. 日本なし「王秋」について

 晩生の赤梨品種です。
 やや細長い大玉で、果肉は柔らかく緻密、果汁豊富で甘みが際立ち、貯蔵性も高い特徴があり、県内では10月上~中旬に出回ります。なお、今回搭載された「王秋」は、千葉県農林総合研究センター圃場にて栽培、収穫されたものです。

日本なし「王秋」(画像提供:千葉県農林総合研究センター)
日本なし「王秋」(画像提供:千葉県農林総合研究センター)

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所属課室:農林水産部販売輸出戦略課ブランディング推進室

電話番号:043-223-3085

ファックス番号:043-227-8307

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