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更新日:平成29(2017)年11月2日

教えてちばの恵み

牛乳

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千葉県は日本の酪農発祥の地です。
江戸時代、徳川吉宗がインド産の白牛を輸入し、千葉県の嶺岡牧(現在の南房総市)で飼育し、白牛酪(現在のバターのようなもの)を製造したことが、日本の酪農の始まりとされています。
また、千葉県は大消費地の東京や神奈川に近いことから、新鮮な牛乳をいち早く御家庭にお届けできることが特徴です。

千葉県での牛乳生産の歴史

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享保13年(1728年)、徳川吉宗がインド産の白牛を輸入し、千葉県の嶺岡牧(現在の南房総市)で飼育し、白牛酪(現在のバターのようなもの)を製造したことが、日本の酪農の始まりとされています。
嶺岡の地(南房総市丸山)は、昭和38年(1963年)に「日本酪農発祥の地」として千葉県史跡に指定されました。
千葉の酪農は歴史が違います。
県内には約1,000戸の酪農家で約4万頭の乳牛が飼育されています。
生乳の生産量は約28万トンで全国第3位。他のライバルに比べ、大消費地の東京や神奈川に近いことから、高速道路や東京湾アクアラインにより、新鮮な牛乳をいち早く御家庭にお届けできます。

千葉県の牛乳生産状況

牛乳は、乳牛から搾った生乳100パーセントの飲み物です。おいしくて安全な牛乳が消費者の食卓に届くまで、その品質管理には細心の注意が払われています。
まず、乳を出す乳牛が健康で丈夫な牛であることが条件で、そのため酪農家は1頭1頭の健康状態に気を配ります。
搾乳は衛生的に行われ、パイプラインでタンクへ送られるとすぐに冷蔵貯蔵されます。
そして集乳時には厳重な乳質チェックが行われ、成分や細菌数、抗生物質の有無などがきびしく検査されます。
検査に合格した生乳だけが牛乳工場へと送られ、基準をクリアできなかったものは廃棄されています。
工場に届いた生乳は、ここでさらに受け入れ検査が行われます。こうして幾重にも品質チェックされた生乳だけが、殺菌処理をされて牛乳となります。

生乳産出額全国順位(平成22年)

順位 第1位 第2位 第3位 第4位 第5位 全国
県名 北海道 栃木県 千葉県 群馬県 熊本県
産出額(億円) 3,041 298 254 243 235 6,775

出典:平成22年農業産出額

千葉県の生産状況

項目 1位 2位 3位 4位 5位
平成19年 生乳産出額
(億円)
北海道 栃木県 千葉県 群馬県 熊本県
2,732 276 241 236 230
平成19年 生乳生産量
(トン)
北海道 栃木県 千葉県 群馬県 熊本県
3,794,892 324,123 278,881 278,566 258,932
平成21年 乳牛飼養戸数
(戸)
北海道 岩手県 千葉県 栃木県 熊本県
7,860 1,430 1,040 1,030 790
平成21年 乳牛飼養頭数
(頭)
北海道 栃木県 岩手県 熊本県 千葉県
823,200 55,900 47,700 43,400 41,100

出典:畜産統計、畜産物流通統計、生産農業所得統計

乳牛の品種

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日本で乳牛といえば約98パーセントが黒白模様のホルスタイン種です。このほかにも数品種が明治時代から輸入されています。

ホルスタイン種

明治時代から日本に輸入されている乳用種で、原産地は、ライン河河口の低湿地であるオランダのフリーネ地方や、品種名の由来となったドイツのホルスタイン地方です。
毛色は黒と白の斑紋ですが、赤白斑も稀にあります。ホルスタイン種は「乳用牛の女王」と呼ばれ、全世界で広く飼育されています。性質は穏和で飼育しやすく、寒さに強いのですが暑さには弱く、体質はそれほど強健ではありません。
ホルスタイン種の産乳能力は年間6,000~8,000キログラムときわめて高く、中には年に2万キログラム以上を生産するスーパー・カウもいます。乳脂肪率は3~4パーセントで、カロチンをビタミンAに変えて乳汁中に出すので、乳は黄色味が薄く、白いのが特徴です。

ジャージー種

英仏海峡のジャージー島原産の乳用種です。
毛色は、明るい淡褐色から暗い黒褐色までさまざまです。体は小型で、細くてきゃしゃな骨格をしており、顔はしゃくれていて目が大きいので、鹿のような可憐な印象を与えます。性質は活発ですが、やや神経質です。
体が小さいため、乳量は年間約4,000キログラムとそれほど多くありません。しかし、乳脂肪率が高く(約5パーセント)、脂肪球も大きいのでクリームが分離しやすく、その上、カロチン含量も高くて美しい黄色がでるので、バター原料乳として最適です。

ガンジー種

英仏海峡のガンジー島原産の乳用種です。
毛色は黄褐色の地に白斑があり、多くは額に星があります。体型はジャージー種に似ていますが、ひとまわり大型で、骨太で粗野な感があります。性質はジャージー種ほど神経質でなく、環境に対する適応性も優れています。
乳量・乳質はジャージー種と変わらず、黄色味が強く、風味がよいのが特徴です。

ブラウン・スイス種

スイス原産の三用途兼用(乳・肉・役用)のスイス・ブラウン種から、アメリカで乳専用種に改良された品種です。
毛色は全身灰褐色の単色で、鼻鏡と口の周辺が白色になっているのが特徴です。
乳量は年間約4,800キログラムですが、年間1万キログラム以上泌乳するものもいます。近年になって、チーズ等の加工用に向いていることが評価され、飼養頭数は増えてきています。

牛乳の上手な保存方法

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牛乳は温度管理が命。だから牛乳類の保存方法は「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」で、10度以下で冷蔵保存するよう定められています。
お店で買ったら、牛乳の温度が上がらないようにできるだけ早く家に帰って、冷蔵庫に入れましょう。
牛乳は冷蔵庫のにおいを吸収しやすいので、封を開けたら口をしっかりと閉じてください。
室温で長い間放置したり、冷蔵庫をひんぱんに開け閉めすると温度が上がってしまって、風味をそこないます。
また、口をつけて飲むのもおすすめできません。

ミルクはこうして作られる

牛乳4

乳房はミルクを作る大事な器官です。実際にミルクを作っているのは、乳房の中の乳腺細胞です。ここでは血液から運ばれてきたさまざまな栄養素を取りこんで、ミルクの成分に作り変えます。1キログラムのミルクを作るために、500リットルもの血液の循環が必要なのです。

おいしい牛乳ができるまで

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牛乳はとても栄養価が高いため、細菌などが繁殖しやすく、品質管理が大変です。
このため、酪農家は、いつも牛舎を清掃し、搾乳前には牛のおっぱい一つ一つをていねいにタオルできれいにするなどしています。
また、搾った生乳は、パイプラインを通って外気に触れずに冷蔵タンクに集められます。搾ったばかりの生乳の温度は35度くらいありますが、すぐに冷却され適温で管理されます。タンクローリー車が各酪農家を回って牛乳を集めて工場に運び、風味や乳成分・比重・細菌数などの厳しい検査を受け、基準をクリアしたものだけが私たちの口に入ります。

牛の胃袋のひみつ

牛の胃袋はおなかの部分の4分の3を占めるほどあり、4つに分かれています。
一番大きな第1胃は、160リットルもの容積があります。口から入ってきた草などは、まず第1胃に収まります。
ここで数々の微生物によって分解され、微生物を増殖させながら食物を発酵させます。
ときどき牛は食べたものを口にもどし、もう一度細かくするために噛んでは、また胃にもどす反芻をくり返します。やがて第2、3胃で繊維分がさらに細かくされ、第4胃で消化されます。
ここで、食物の栄養分と自分の第1、2胃で増えた微生物を消化し、栄養分として取り込みます。自分の体に発酵工場を持っているのが牛の胃の特徴です。

おすすめレシピ

レシピ:海のプリン

プルプルした食感が楽しいですよ。ひじきの生臭さは湯通しと練乳(コンデンスミルク)で消えます。

レシピ:グレープフルーツとハチミツのジュレ・ヨーグルトシャーベット添え

グレープフルーツの酸味とハチミツが相性ぴったりちばの牛乳を使ったシャーベットをのせて、ヒンヤリ夏のデザートです。

牛乳を使ったレシピ一覧

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所属課室:農林水産部流通販売課販売・輸出促進室  

電話番号:043-223-3085

ファックス番号:043-227-8307

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