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更新日:令和6(2024)年10月21日

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試験研究成果発表会(畜産関係)

第62回試験研究成果発表会の開催について

会場開催について

日時

令和6年11月5日(火曜日) 午前10時から午後3時

場所

東金文化会館小ホール(東金市八坂台1-2107-3)

プログラム(各発表課題の時刻は予定時刻です)

<養鶏部門>
10時05分 採卵鶏におけるアニマルウェルフェアに配慮したケージシステム利用の検証(成果発表)
畜産総合研究センター養豚養鶏研究室 小形次人

アニマルウェルフェアに配慮した造作ケージにおける採卵鶏の生産性を調査したところ、バタリーケージに比べて活動量の増加等により、生産性の低下が見られたが、行動の自由は確保できた。

10時35分 採卵鶏主要銘柄長期飼育比較調査(情報提供)
畜産総合研究センター養豚養鶏研究室 能瀬祥吾

採卵鶏8銘柄を700日齢まで長期飼育したところ、多くの銘柄で高い産卵持続性と良好な卵質成績を示した。更に、過去3回の調査結果に基づく各銘柄の特徴を紹介する。

11時05分 採卵鶏における長期飼育に伴う産卵後期の生産性向上に関する研究(情報提供)
畜産総合研究センター養豚養鶏研究室 藤平涼央

長期飼育における産卵機能の老化抑制の効果が期待されるリゾープス菌麹エキスを、産卵後期の白玉卵産出鶏に給与したところ肝機能の改善の可能性が示唆された。

<養豚部門>
11時30分 旭市内の豚繁殖・呼吸障害症候群の動態と豚熱ワクチンの抗体保有状況(情報提供)
東部家畜保健衛生所防疫課 醍醐由香里

豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の浸潤状況と豚熱ワクチンの抗体保有率を調査したところ、市内の各農場にPRRSが広く存在していた。また、豚熱ワクチン抗体の保有率は概ね良好だった。

11時55分 日本版アニマルウェルフェアに配慮した豚のストレス緩和法の検討(試験の紹介)
畜産総合研究センター養豚養鶏研究室 井出 深

母豚および子豚のアニマルウェルフェアに配慮した飼養管理方法を検討するために、現在実施しているストレス緩和法の調査について紹介する。

※昼食時間おおむね1時間をとります
<乳牛・肉牛部門>
13時10分 気候変動に対応した安定的な飼料作物栽培技術の確立ートウモロコシ単播ー(成果発表)
畜産総合研究センター企画環境研究室 岡庭就祐

本県の飼料用トウモロコシ(単播)の播種時期について、これまで4月中旬以降が推奨されてきたが、3月下旬以降に早期化が可能である。

13時35分 気候変動に対応した安定的な飼料作物栽培技術の確立ートウモロコシ・ソルガム混播ー(成果発表)
畜産総合研究センター嶺岡乳牛研究所 齋藤孝太郎

トウモロコシ・ソルガム混播栽培における栽培技術を検討した。播種時期は4月上旬まで早めることができ、1番刈時期は8月下旬まで遅らせることが可能である。

14時00分 牛群検定成績から見た県内酪農家における技術的課題の解明(成果発表)
畜産総合研究センター乳牛肉牛研究室 行川貴浩

本県の2016~2018年頃の乳量低下について、牛群検定成績を用いて分析したところ、乳量形質の改良の遅れ、 乳牛更新の停滞、気象の影響等の複数の要因が考えられた。

14時25分 大家畜経営でのICTを活用した繁殖管理システム導入の実態(情報提供)
畜産総合研究センター企画環境研究室 齊藤健一

発情検知機器は繁殖成績改善のため、分娩監視・通報機器は省力化のための機器であり、導入により心理的負担の軽減が得られる。他の情報も含め、調査農家の実態を紹介する。

 

Web開催について

YouTube「千葉県公式セミナーチャンネル」にて、当センター職員の発表のみ動画を配信いたします。公開は令和7年2月を予定しております。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部畜産総合研究センター企画環境研究室

電話番号:043-445-4511

ファックス番号:043-445-5447

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