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更新日:令和5(2023)年4月13日

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地域とともにある学校づくり推進支援事業(地域学校協働活動・地域学校協働本部)

子供たちを健やかに育むためには、学校だけでなく、PTA、自治会や子ども会、民生・児童委員や相談員、民間企業を含めた様々な教育力を結集し、地域全体で教育に取り組むことが大切です。

県教育委員会では、学校と地域が連携して子供たちを育てていくため、「地域とともにある学校づくりの推進」を千葉県教育振興基本計画に重点的な取組の一つに位置付けています。その一環として、学校区を基本に「地域学校協働本部」を設置し、学校と地域を結ぶ地域学校協働推進員(地域コーディネーター)を中心として、幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子供たちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動(地域学校協働活動)を推進していきます。

参考>地域学校協働活動ホームページ(文部科学省)外部サイトへのリンク

1 地域学校協働活動について

(1)地域学校協働活動とは

地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体・機関等幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子供たちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動です。

(2)「支援」から「連携・協働」へ

地域学校協働活動の実施にあたっては、地域による学校の「支援」から、地域と学校のパートナーシップに基づく双方向の「連携・協働」へ移行していくことが求められています。地域と学校でどのような地域をつくっていくのか、どのような子供を育てていくのかという将来構想や、それに基づく目標、計画を共有し、地域と学校がパートナーとして「連携・協働」していくことが大切です。

(3)主な取組内容

(1)学びによるまちづくり、地域課題解決型学習

  • 地域住民とともに学ぶ防災教室、地域の環境問題解決学習、地域課題を学ぶ子供議会 等

(2)地域人材育成、郷土学習

  • 職場体験学習、郷土の伝統・文化芸能学習 等

(3)地域の行事、イベント、お祭り、ボランティア活動等への参画

  • イベントにおけるボランティア体験学習、伝統行事やお祭りでの伝統文化・芸能の発表や楽器の演奏、防災訓練への参画 等

(4)放課後等のおける学習・体験活動

  • 放課後子供教室(放課後児童クラブとの一体化・連携)

(5)多様な教育的ニーズのある子供たちへの学習支援

  • 地域未来塾

 ※学習が遅れがちな中高生等を対象とした地域人材による原則無料の放課後等の学習支援です。

(6)外部人材等を活用した土曜日等における教育支援活動

  • 企業等による学習・体験プログラムやキャリア教育支援、企業エンジニアによるプログラミング講座、地域に在住する外国人や在外経験者による国際理解学習・語学教室

(7)家庭教育支援活動

  • 家庭教育支援チーム

(8)学校に対する多様な協力活動

  • 登下校の見守り、環境整備(花壇・通学路等)、読み聞かせ、授業補助、部活動支援

2 地域学校協働本部について

(1)地域学校協働本部とは

地域とともにある学校づくりを推進しながら、学校を核とした地域コミュニティの構築を図るため、多くの幅広い層の地域住民、団体等が参画し、緩やかなネットワークを形成することにより、地域学校協働活動を推進する体制のことを指します。

地域学校協働本部の設置に当たっては、以下の3つの要素を備えていることが必要です。

 (1) コーディネート機能(地域学校協働活動推進員等を中心として)

 (2) 多様な活動(より多くの人材の参画による多様な活動の実施)

 (3) 継続的な活動(地域学校協働活動の継続的・安定的実施)

 

(2)千葉県における実施状況

実施状況一覧
平成28年度 16市町133本部

小学校148校中学校51校

特別支援学校1校

義務教育学校1校

平成29年度 16市町143本部

小学校154校中学校57校

特別支援学校1校

義務教育学校2校

平成30年度

16市町158本部

幼稚園1園

小学校163校中学校65校

特別支援学校1校

義務教育学校2校

令和元年度

25市町242本部

幼稚園6園

小学校267校中学校110校

特別支援学校2校※分校含む

義務教育学校2校

令和2年度 44市町村295本部

幼稚園6園

小学校387校中学校153校

特別支援学校2校※分校含む

義務教育学校2校

令和3年度 43市町村364本部

幼稚園7園

小学校408校中学校162校

特別支援学校2校※分校含む

義務教育学校2校

高等学校1校

令和4年度 42市町村335本部

幼稚園22園

小学校390校中学校167校

特別支援学校1校

義務教育学校1校

高等学校1校

※平成28~30年度は国庫補助事業を活用市町のみ(※政令市・中核市を除く)

※令和元年度~ 政令市除く

 

(3)地域学校協働本部 実施市町村一覧

広報資料・事例集など

3 地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)について

(1)役割

「地域学校協働活動推進員」は、各地域学校協働本部における地域学校協働活動の企画・連絡調整役として、主に以下のような役割が期待されます。

  • 地域や学校の実情に応じた地域学校協働活動の企画・立案
  • 学校や地域住民、企業・団体・機関等の関係者との連絡・調整
  • 地域ボランティアの募集・確保
  • 地域学校協働本部の事務処理・経費処理
  • 地域住民への情報提供・助言・活動促進 等

(2)どのような人が務めているのか

退職教職員・PTA役員経験者・青少年健全育成委員・NPO関係者や、学校に理解があり、地域の実情もよく知っている方々も活躍されています。

(3)「地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)発掘チラシ」の活用について

地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)発掘チラシ【市町村用】(ワード:891KB)

地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)発掘チラシ【市町村用】(PDF:830.7KB)

地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)発掘チラシ【県立学校用】(ワード:892.2KB)

地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)発掘チラシ【県立学校用】(PDF:830KB)

千葉県教育委員会では、学校と地域を結ぶ役割を担う地域人材の発掘・確保に向け、「地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)発掘チラシ」を作成し、市町村教育委員会及び県立学校に配布しました。

本チラシの活用例は以下のとおりです。

ア 市町村教育委員会及び各学校において、直接、本チラシを活用し、コーディネーターの依頼をする。

イ 本チラシを教育委員会や市役所、公民館、各学校等において、掲示又は配布し、広く地域人材を募集する。

 

関連リンク

 

お問い合わせ

所属課室:教育振興部生涯学習課学校・家庭・地域連携室

電話番号:043-223-4167

ファックス番号:043-222-3565

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