東上総教育事務所-県立松尾高等学校会場(平成30年度)
この日は、会場となった県立松尾高等学校に、山武市立松尾中学校、横芝光町立横芝中学校・光中学校、芝山町立芝山中学校から生徒が集まりました。交流会では、4つの班に分かれ、2つのテーマについて討議を行いました。詳細は以下のとおりです。
詳細
開催日時
平成30年8月6日(月曜日)14時から16時20分
会場
県立松尾高等学校
参加校(参加生徒数)
県立松尾高等学校(15名)、山武市立松尾中学校(7名)、横芝光町立横芝中学校(8名)、横芝町立光中学校(7名)、芝山町立芝山中学校(8名)
班別討議
班別討議では4班に分かれ、1・2班は「私たちの地域の課題は何か、それを解決するためにどうしたらよいか」について、3・4班は「(日本の良さ「歴史伝統文化等」を十分理解し、)世界の人々と臆せず積極的にコミュニケーションをとれるようになるためには、どうしたらよいか」について話し合いました。意見交換の概要や提案事項については下記のとおりです。
テーマ1:私たちの地域の課題は何か、それを解決するためにどうしたらよいか
意見交換の概要
1班
- 地域の課題:人口減少、少子高齢化、交通の利便性
- 解決のための方策
- 「田んぼアート」など地域の特性を生かしたイベントなどを開催し、人を集め、地域のことを知ってもらう。
- バス利用者にアンケートを取り、増便やダイヤの見直しなどを提案する。
- 地域の人が集まることのできる施設を有効活用する。
2班
- 地域の課題:少子高齢化、交通・買物等の利便性
- 解決のための方策
- 利便性が悪いと人口減少につながるので、観光施設(道の駅)をつくって人を集める。
- 成田空港に近いことや地域の観光資源を活用して、農業体験などのイベントを開催する。
提案事項
- 地域の活性化のために、児童生徒がごみ収集等のボランティア活動に参加することや、地域の特色を生かしたイベント等を開催することはどうか。
テーマ2:世界の人々と臆せず積極的にコミュニケーションをとれるようになるためには、どうしたらよいか
意見交換の概要
3班
- 英語を勉強する。
- PCを使って海外の生徒と接していく。
- 自国の文化を理解するからこそ、他国の文化を理解する必要がある。
- 自国の文化を伝えるために、ALTに話したりしてコミュニケーションを積極的に取っていく。
- いきなり外国人と話すのは難しいので、まずは他学年の生徒等に話すところから始める。
- 日本語と英語が書かれたカードを使ってコミュニケーションを図り、極力英語を使わずに日本語で説明するようにした。(経験談)
4班
- 世界の人と交わるためには、みんなが集まってコミュニケーションを取れる場所を作ることが必要。
- ボディランゲージや手話、食文化、機器等の活用を図る。
- 成田空港や京都の修学旅行で外国人に話しかける。(経験談)
- イギリスから来日したソフトボールチームと、学校で習った英語を使って交流した。(経験談)
- スタディ・ランチなど外国の人とコミュニケーションを取る機会で、習った表現などを使用し、積極的にコミュニケーションを取り合った。(経験談)
提案事項
- 地域の伝統と日本の文化を理解し、日本の良さである礼儀を自分たち自身が尊重する。
- 世界の人々と臆せず積極的にコミュニケーションをとれるようになるために、学校でICTを活用してのビデオ通話を取り入れた授業や英検等の資格取得に向けた授業を行うことはどうか。
- 積極性を高めるために、学校でALTと一緒にご飯を食べるときに、自分たちが日頃使っている日本語の表現(例“いただきます”など)を教える際に、学習した英語を用いて伝える。
班別討議の様子
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