令和2年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の概要
発表日:令和3年10月14日
千葉県教育庁教育振興部
児童生徒課
電話:043-223-4054
本調査は,児童生徒の生徒指導上の諸課題の現状を把握し,今後の施策の推進を目的に毎年実施されている文部科学省所管の統計調査です。
本概要は,暴力行為,いじめ,長期欠席,高等学校の中途退学,令和2年度調査の本県分(千葉市を含む公立学校)を取りまとめたものです。
1調査項目及び対象
(1)暴力行為
(2)いじめ
- 県内全公立小・中・義務教育・高等学校及び特別支援学校
(3)小学校及び中学校における不登校等の状況
(4)高等学校における不登校等の状況
(5)高等学校における中途退学者数等の状況
(6)自殺
2調査対象期間
- 令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間
3調査結果の概要
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は3,744件で,前年度の5,123件より1,379件減少。
- 小・中・高等学校・特別支援学校におけるいじめの認知件数は40,230件で,前年度の52,067件より11,837件減少。
- 小学校において不登校を理由としている児童数は2,691人で,前年度の2,352人より339人増加し,全児童に対する割合は0.88%で0.12ポイント増加。中学校において不登校を理由としている生徒数は5,159人で,前年度の5,149人より10人増加し、全生徒に対する割合は3.52%で0.02ポイント増加。
- 高等学校において不登校を理由としている生徒数は1,593人で前年度の2,381人より788人減少し,全生徒に対する割合も1.62%で0.75ポイント減少。
- 高等学校の中途退学者数は933人で,前年度の972人より39人減少し,年度当初の在籍者数に占める割合は0.94%であり,前年度の0.96%より0.02ポイント減少。
※詳細については,「令和2年度調査結果資料」をご覧ください。
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