令和6年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の概要

発表日:令和7年10月29日
千葉県教育庁教育振興部
児童生徒安全課
本調査は,児童生徒の生徒指導上の諸課題の現状を把握し,今後の施策の推進を目的に毎年実施されている文部科学省所管の統計調査です。
本概要は,暴力行為,いじめ,長期欠席,高等学校の中途退学,令和6年度調査の本県分(千葉市を含む公立学校)を取りまとめたものです。
1調査項目及び対象
(1)暴力行為
(2)いじめ
- 県内全公立小・中・義務教育・中等教育・高等学校及び特別支援学校
(3)小学校及び中学校における不登校等の状況
(4)高等学校における不登校等の状況
(5)高等学校における中途退学者数等の状況
(6)自殺
2調査対象期間
- 令和6年4月1日から令和7年3月31日までの1年間
3調査結果の概要
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は8,209件で,前年度の7,263件より946件増加。
- 小・中・高等学校・特別支援学校におけるいじめの認知件数は54,724件で,前年度の54,455件より269件増加。
- 小学校における長期欠席児童の中で、不登校を理由としている児童数は6,121人で,前年度の5,713人より408人増加し,全児童に対する割合は2.09%で0.16ポイント増加。中学校における長期欠席生徒の中で、不登校を理由としている生徒数は8,478人で,前年度の8,587人より109人減少し、全生徒に対する割合は5.89%で0.01ポイント増加。
- 高等学校における長期欠席生徒の中で、不登校を理由としている生徒数は3,178人で前年度の3,108人より70人増加し,全生徒に対する割合も3.62%で0.10ポイント増加。
- 高等学校の中途退学者数は951人で,前年度の999人より48人減少。
※詳細については,「令和6年度調査結果資料」をご覧ください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
報道発表用記事