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更新日:令和7(2025)年4月22日
ページ番号:753386
2025『市原市松崎中里遺跡(1)から(3)・(5) ―主要地方道市原茂原線磯ヶ谷バイパス道路整備事業埋蔵文化財発掘調査報告書―』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第57集
発行:令和7年3月18日
松崎中里遺跡は千葉県中央部、養老川中流域に所在する遺跡です。調査では、弥生時代中期から中・近世にわたる、多数の遺構・遺物が発見されました。なかでも古墳時代の方墳から大量の土器類とともに鉄剣・鉄ていが出土し、当時の祭祀行為の一端を考える上で貴重な資料と考えられます。また、奈良・平安時代では掘立柱建物跡が12棟発見され、周辺部から畿内系土師器(写真4)や灰釉陶器が出土するなど、当遺跡が地域の中心的場所であったことを物語っています
写真1 方墳(SS007・008)全景
写真2 方墳(SS007)出土遺物
写真3 方墳(SS008)出土遺物
写真4 竪穴住居跡(SI018)出土の畿内系土師器
写真1から4 報告書掲載写真
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