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更新日:令和7(2025)年4月22日
ページ番号:747294
2025『銚子市大久保遺跡 ―国道126号八木拡幅事業埋蔵文化財発掘調査報告書―』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第55集
発行:令和7年3月10日
大久保遺跡は銚子市の標高約50メートルの台地上に所在する遺跡です。今回の調査では、古墳時代中期(約1600年前)の竪穴住居跡8軒のほか、方墳の周溝や墓坑が検出されました。
竪穴住居跡からは線刻がある勾玉(写真3)や臼玉が出土しており、当時の人々が住居を使わなくなった際に祭祀を行っていた可能性があります。また、鍛冶に関係する遺物も出土しました。今回の調査では鍛冶関連の遺構は検出されませんでしたが、遺跡周辺で鍛冶が行われていたことが想定されます。
写真1 古墳時代中期の竪穴住居跡(SI006)
写真2 竪穴住居跡(SI006)出土土師器
写真3 竪穴住居跡(SI006)出土勾玉
写真1から3 報告書掲載写真
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