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更新日:令和4(2022)年3月31日
ページ番号:500543
2021『流山運動公園周辺地区埋蔵文化財調査報告書6-流山市後平井中通遺跡-』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第37集
後平井中通遺跡では、旧石器時代~中・近世の遺構・遺物が確認されています。旧石器時代は5か所の石器集中地点が検出され、石器には北関東産の石材が多く使われています。縄文時代の遺構は前期中葉、前期後葉、中期後葉、後期前葉の4時期に分かれ、前期中葉は小規模な集落が形成されます。前期後葉と中期後葉は小規模な遺構のまとまりが局所的に構築されますが、後期前葉になると環状集落が展開するようになります。出土遺物では注口土器が多数出土しているのが特徴的です。
また、中・近世では15~16世紀を中心とする塚、土塁、台地区画整形などの遺構群と、近世の村落跡が検出されました。
写真1 3次調査区全景
写真2 縄文時代柄鏡形住居跡
写真3 縄文時代後期出土土器
画像出典
写真1・2 報告書掲載写真
写真3 千葉県教育委員会保管
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