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更新日:令和3(2021)年10月21日

ページ番号:315301

秋元家住宅土蔵

(あきもとけじゅうたくどぞう)

秋元家住宅土蔵写真提供:流山市教育委員会

種別

国登録有形文化財(建造物)

登録内容

1棟

登録日

平成30年5月10日

所在地(所有者)

流山市流山二丁目109-1(個人)

概要

江戸川の水運やみりん醸造で栄えた流山本町、閻魔堂(えんまどう)横丁に建つ。所有者である秋元家は、白みりん(天晴(あっぱれ)みりん)の醸造元として知られる秋元三左衛門家の分家筋に当たり、「秋藤(あきふじ)」の名称で親しまれてきた老舗である。明治期からこの土地で酒やみりんなどの卸小売業を営み、大正・昭和(戦前)期には酒・味噌の醸造も行った。土蔵は、同じく本町で呉服商を営んだ「三河屋」の蔵を明治期に秋元家が買い取り、移築したものであり、建築年代は江戸末期と推定される。
切妻造桟瓦葺妻入(きりづまづくりさんかわらぶきつまいり)。半間(はんけん)ごとに柱を立て小屋を二重梁(にじゅうばり)とし、戸前(とまえ)の観音扉は四段の掛子(かけご)塗りとされて堅牢な造りになっている。市街化著しい流山中心部にあって、地域の歴史的景観を伝える貴重な遺構である。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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