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更新日:令和7(2025)年1月23日
ページ番号:314646
(いしがみしゅぞうこめぐらほか)
写真提供:銚子市教育委員会
国登録有形文化財(建造物)
5棟(米蔵、麹室、仕込蔵(醪蔵)、貯蔵蔵、文庫蔵)
平成30年3月27日
銚子市田中町7-1(個人)
銚子市街の中心地に位置する酒造施設。石上酒造は弘化1年(1844)創業と伝えられる。登録物件は5件とも明治中期の建築と考えられる。
米蔵は外壁を腰海鼠壁上部漆喰塗(こしなまこかべじょうぶしっくいぬり)で軒まで塗込める。麹室(こうじむろ)、仕込蔵(醪蔵(もろみぐら))、貯蔵蔵は酒造業の中核をなす施設で、ともに大谷石を積む壁構造。麹室は内部を全面杉板張とし、壁との間には保温のため籾殻(もみがら)を詰め、天井板上にも藁(わら)を敷く。仕込蔵(醪蔵)は2階建で小屋組がクイーンポストトラス、貯蔵蔵は土間一室の大空間となっており、小屋組がキングポストトラスである。文庫蔵は敷地の北西隅に建ち、街路側2階には左右に窓を開きアクセントとする。
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