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更新日:令和3(2021)年10月21日

ページ番号:314945

後藤家住宅主屋ほか

(ごとうけじゅうたくしゅおくほか)

後藤家住宅主屋写真提供:市川市教育委員会

種別

国登録有形文化財(建造物)

登録内容

2棟(主屋、稲荷社)

登録日

平成29年6月28日

所在地(所有者)

市川市新田1-296(個人)

概要

後藤家は代々大地主として地域の指導的立場にあった。主屋は大正15年に後藤仁助(にすけ)が建築。仁助は2代目市議会議長を務め、国府台高等女学校(現:平田学園国府台女子学院)や日出学園の創設、市川信用組合(現:東京ベイ信用金庫)の創立などに尽力した。
大正15年に建築された主屋は、玄関右手に洋風応接室を設け、左手に茶の間・寝室など私的空間を配する。南棟の座敷は銘木を用いた本格的な座敷飾を備える。中廊下を設けると共に、東・南面の縁ではガラス戸を用いて開放性を高めるなど、様式美に加え機能性を備えた良質な近代和風建築である。また稲荷社は一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の装飾を抑えた素朴な造形であり、昭和戦前期の地域の景観を今に伝えている。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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