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更新日:令和5(2023)年9月5日
ページ番号:314640
(きゅういぬぼうさききりしんごうしょむてきしゃ)
国登録有形文化財(建造物)
1棟
平成26年12月19日
銚子市犬吠埼9576(国)
旧犬吠埼霧信号所霧笛舎は、濃霧などの視界不良時に音で通信所の位置を船舶に知らせる施設として明治43年(1910)に建設された。霧笛のラッパが突きだしたカマボコ形の屋根(ヴォールト屋根)が特徴的な建造物で、壁から天井に至るまですべて鉄製という明治後期における日本の灯台付属施設の特徴をよく示している。霧笛舎は平成20年(2008)3月に運用を終了したが、現在も建設当時の姿をよく残しており、鉄造霧笛舎として現存する唯一の施設である。
また、この鉄造建築に使用された鋼板は、官営八幡(やはた)製鉄所の製品を使用したとみられることから、我が国の近代産業発展の一面を示す施設としても価値が高い。
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