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更新日:令和2(2020)年6月6日
ページ番号:315381
(みやしょうゆてんてんぽほか)
国登録有形文化財(建造物)
店舗・店蔵・脇蔵・旧米蔵・東蔵・西蔵・主屋・離れ・奥蔵、9棟
平成19年7月31日
富津市佐貫字西正石247(個人)
先祖は伊勢の出身で、天保5年(1834)創業と伝えられる老舗の醤油醸造元。商標はタマサ印。
店舗は、明治25年(1892)の建築で、木造2階建、平入の切妻造、桟瓦葺。県道沿いに北面して建つ。桁行5間、梁間3間で、外観正面は1階に引戸、2階に格子窓が設けられてい。2階の軒は出桁造(でげたづくり)で、桁隠(けたかくし)に絵様繰形(えようくりがた、装飾として部材に付けられた彫刻や模様)が施されている。また、1階には揚戸が残り、現在も使用している。堅牢で丁寧なつくりであり、重厚な外観を形成している。
その他、店蔵は江戸末期のもので、土蔵造2階建、瓦葺。脇蔵は明治25年(1892)築で、土蔵造2階建、瓦葺。旧米蔵は明治40年(1907)土蔵造2階建、瓦葺。東蔵も明治40年(1907)土蔵造2階建、瓦葺。西蔵は明治5年(1872)土蔵造2階建、瓦葺。主屋は明治25年(1892)木造平屋建、瓦葺で、店舗の南方に連続して建つ。離れは大正14年(1925)木造平屋建、瓦葺。奥蔵は大正8年(1919)土蔵造2階建、瓦葺である。
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