ここから本文です。

更新日:令和5(2023)年10月6日

ページ番号:314738

吉野酒造店舗兼主屋ほか

(よしのしゅぞうてんぽけんしゅおくほか) 吉野酒造店舗兼主屋ほか

種別

国登録有形文化財(建造物)

登録内容

店舗兼主屋・南酒蔵・煙突・北酒蔵・南蔵・北土蔵・旧馬屋・松尾神社・門・石塀、9棟1基

登録日

平成20年4月18日

所在地(所有者)

勝浦市植野字腰越571(吉野酒造株式会社)

概要

 天保年間(1830~1844)創業と伝わる老舗酒造元。豊富な水量を誇る夷隅川の源流域に位置する。
 店舗兼主屋は、明治40年(1907)築で、道路北側の敷地南西寄りに南面して建つ。木造2階建一部平屋建、背面に平屋が突出する。屋根は寄棟造桟瓦葺で、瓦葺庇がまわり、正面中央に式台、その東に入母屋屋根の玄関がある。内部には東に土間、西に8畳座敷など、4室が配置されている。出桁造の深い2階の軒が重厚な外観を呈している。

 その他、南酒蔵は明治末期のもので、木造2階建、瓦葺。煙突も同じく明治末期の煉瓦造で、高さは16m、煉瓦はイギリス積。北酒蔵は大正期の木造平屋建で瓦葺。南蔵は明治40年(1907)築の木造2階建で瓦葺。北土蔵は明治末期の土蔵造2階建で瓦葺。旧馬屋は明治末期の木造平屋建で瓦葺。松尾神社は明治末期の木造平屋建で瓦葺。門は昭和30年(1955)の築で石造、門柱は御影石の切石積。石塀は明治末期から昭和初期のもので、石造である。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?