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更新日:令和4(2022)年8月1日
ページ番号:315023
(いちりゅうがんみつはしやっきょくてんぽほか)
国登録有形文化財(建造物)
店舗・土蔵、2棟
平成21年1月15日
成田市仲町363(個人)
江戸時代、元禄年間に創業、土蔵造2階建の漢方薬局。血留め切りキズの薬で有名な成田山一粒丸の製造本舗で、各種漢方薬や薬草を取り揃えている。南北に長い敷地で、成田山参道に北面する。
店舗は、明治前期の建築で、土蔵造2階建、東西棟の切妻造桟瓦葺、間口8.7mの町家。正面は下屋庇を張り出し、黒漆喰仕上げ。1階を広く開放し、2階には掛子塗(かけごぬり)の両開扉を吊った窓を2ヶ所開ける。土壁で塗り込めた重厚な店蔵である。
土蔵は、江戸末期のもので、店舗の南方に中庭を挟んで西面して建つ。桁行6.4m、梁間3.6mの土蔵造2階建、南北棟の切妻造桟瓦葺。白漆喰仕上げで、西面に庇を付け、中央に掛子塗の両開戸を吊り、2階には窓を穿つ。鬼瓦に影盛を施し、大棟を複雑な組棟とし、外観を飾っている。
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