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更新日:令和2(2020)年8月20日
ページ番号:314940
(せいようかんくらぶ)
国登録有形文化財(建造物)
1棟
平成11年7月8日
市川市新田5-6-21(個人)
大正期に東京株式取引所の仲買人であった丸水渡辺商会の店主・渡辺善十郎氏により、日本家屋の母屋に隣接するゲストハウスとして建てられたもの。かつてこの地域一帯には、黒松林の中に洋館が点在していたが、時とともに姿を消し、完全な形で残っているのは、この建物だけとなっている。
昭和2年(1927)建築の木造3階建ての洋館で、玄関ホールはベイウインドウ状に張り出しており、その上には手摺りを廻らせたバルコニーが設けられている。また、南・西・北側の3面は、破風の拝みを押さえた袴腰型切妻破風を中心とする屋根で、側面の軒先に千鳥屋根を設けた構成の特徴ある外観を備えている。内部は和洋6部屋と屋根裏部屋からなり、最上の建築材料を使った質の高い造りとなっており、3階のステンドグラスの窓やアンティーク照明器具なども建築当時のまま残されている。
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