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更新日:令和6(2024)年2月8日
ページ番号:315345
(みついしやましぜんりん)
県指定天然記念物
昭和49年3月19日
君津市草川原1405他(観音寺)
三石山は小櫃川の最上流部で、清澄山系の西北端の一角をなす。標高281mの山頂には、応永16年(1409)に覚恵上人により開山された三石山観音寺があり、山頂にある3つの巨岩にちなんで三石山観音と呼ばれている。山頂からの眺望にすぐれ、北に大福山、南に清澄山、西に鹿野山と、房総の山なみが一望のもとに見渡せる。
三石山自然林は、観音寺の南斜面の自然林で三石観音の信仰とともに古くから保護されてきた。スダジイ、ウラジロガシの常緑広葉樹とモミなどの針葉樹、コナラやイヌシデなどの落葉広葉樹が地形に応じて分布する。また、谷を中心にスギの植林地があり、全国でも有数のシダの自生地であり、学術研究の場にもなった。カタイノデとサイゴクイノデの雑種であるミツイシイノデというシダはその名のとおり、三石山で発見されたシダである。
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