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更新日:令和2(2020)年7月22日
ページ番号:315090
(こうざきのおはつきいちょう)
県指定天然記念物
昭和40年4月27日
香取郡神崎町神崎本宿96(神崎町教育委員会)
このオハツキイチョウは神崎ふれあいプラザの隅にある。樹高約21m、根廻り約5.5m、幹囲り約4.3mであり、樹勢は極めて旺盛で、秋には大きさ直径2cmから3cmの実を多く産する。オハツキイチョウとは、葉に実がつくイチョウである。このオハツキイチョウは、実をつける葉が、普通の葉より幅が狭くなる傾向がある。
明治33年(1900)4月2日に神崎小学校の改築を記念して、当時この地区の有志が記念樹として植樹したことが、地元古老達によって記憶されていて、樹齢も100年を超えることがわかる。
イチョウは生きた化石ともいわれ、イチョウ類は約1億5千万年前に広く分布していたが、現在ではイチョウ一種が生き残っている。精子を持っていたり、葉脈が主脈を持たず、二又分岐をしているなど、古い形質をもつ。
オハツキイチョウは千葉県内では神崎と富津市竹岡のものが有名で、いずれも県が天然記念物に指定している。
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