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更新日:平成29(2017)年2月24日

佐倉城の夫婦モッコク
(さくらじょうのめおともっこく)

佐倉城の夫婦モッコク

種別

県指定天然記念物

指定日

昭和27年11月3日

所在地

佐倉市城内町官有無番地(国)

概要

 モッコクは、南関東地方以西の暖地の山野に自生するツバキ科の常緑高木で、千葉県でも清澄山系の尾根に生育する。あまり手をかけなくとも木の形ができるといわれ、庭木として好んで人家に植えられる種でもある。葉は厚く照りがあり、夏にチャノキ(お茶の木)の花を小さくしたような白い花を下向きに付ける。

 このモッコクは、佐倉城の本丸跡にあり本丸西側の土塁に接して植えられている。現在では樹高は11.6m、幹囲2.9mに達し、樹勢もきわめて旺盛である。庭に収まっている通常のモッコクは低木のイメージが強いので、驚くほどの大きさである。もともと植えられた株数は不明だが、現在、幹は3本が立ち上がっており、このうちの2本が癒合して、2株のように見える。

 佐倉城の築城については、「土井利勝が慶長16年(1611)から元和3年(1617)まで7年をかけて完成し、規模こそ小さくとも本丸等に、種々の庭樹を植え雄大な風格を示した」と伝えられているが、このモッコクは庭樹の一つであったと考えられている。

 佐倉城は廃城以後、歩兵第57連隊本営や国立佐倉療養所などがおかれたこともあるが、昭和58年(1983)に国立歴史民俗博物館が開館したことに伴い、敷地外の城域も佐倉市によって整備され、市民の憩いの場となっている。

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