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更新日:令和5(2023)年12月19日
ページ番号:315393
(てんねいじのびゃくしん)
県指定天然記念物
昭和14年12月15日
安房郡鋸南町下佐久間3180(天寧寺)
「ビャクシン(柏槙)」の標準和名は「イブキ」である。指定木はその変種にあたる「カイヅカイブキ」である。イブキはヒノキ科ビャクシン属で、本州、四国、九州の海岸地方に自生するが、庭園や社寺境内に植えられることが多く、鑑賞価値の高い樹木である。寿命が長く、しかも大きくなる木なので、全国的にも天然記念物となっている木が多くある。
天寧寺の柏槙は境内の隅にあり、樹高約15m、幹回り約4.8m。境内に直立しているその姿は遠くからでも目立つ。寺伝によると、天寧寺は二階堂隠岐入道行盛が開いたもので、はじめは律宗に属していた。その後、足利尊氏により禅宗に改宗したとされる。この柏槙はその頃に植樹されたと伝えられている。
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