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更新日:令和5(2023)年12月13日
ページ番号:314743
(うえのむらのおおじい)
県指定天然記念物
昭和11年1月24日
勝浦市名木276(寂光寺)
一般的にシイと呼ばれる樹種にはコジイやスダジイなどが含まれる。コジイは日本の南西地域に分布し、千葉県での自生は知られていない。「上野村ノ大椎」はスダジイである。このスダジイは寂光寺本堂の手前約10mのところにあり、樹高約18m、幹回り約9.8mの巨木である。
上野村というのは旧村名で、勝浦海岸からかなり内陸にある。大椎の樹齢や伝説は明らかではないが、寺伝によれば、日蓮聖人が在世していた頃からすでにこの場所に生えていたと伝えられ、この伝説によれば樹齢は700~800年と推定される。以前は樹下にアズマネザサなどが生い茂っていたが、現在は周囲が整備されて、樹幹の様子がよくわかる。寂光寺の本堂をバックにシイの木を見ると、その大きさを改めて知ることができる。
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