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更新日:令和2(2020)年8月20日
ページ番号:315340
(はちまんじんじゃこふん)
写真提供:君津市教育委員会
県指定史跡
昭和45年1月30日
君津市外箕輪130-1他(八幡神社)
小糸川下流域の北岸の低地に立地する、今から約1,500年前、古墳時代後期の前方後円墳である。現況の墳丘は、全長63m、後円部の径は42m、高さ5m、前方部の幅は41m、高さ3mであるが、前方部は剣菱状にやや尖った形態を示し、周囲には幅12mから22mの盾形の周溝が巡っている。現在、前方部には八幡神社の社殿が建っており、墳丘は神社の杜として良好に保存されている。かつては、後円部周辺の水田に陪塚とみられる小円墳が3基点在していた。
昭和63年(1988)に国道127号の拡幅工事に伴い、千葉県文化財センターにより、周溝の一部が発掘調査された。古墳に伴う時期の遺物は出土していないが、後円部墳丘の裾が検出され、後円部の径が42.5m、全長が77mに復元されている。
小糸川の下流域には、八幡神社古墳のさらに下流南岸に内裏塚古墳群が所在している。また、周囲には道祖神裏古墳や八重原1号墳、権現山古墳といった古墳時代前期から中期の古墳も点在しており、八幡神社古墳は、小糸川流域の古墳時代を考える上で重要な古墳である。
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