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更新日:令和5(2023)年7月13日
ページ番号:315124
(やまくらのさけまつり)
写真:香取市提供
県指定無形民俗文化財
平成17年3月29日
香取市山倉(山倉大神)
山倉大神の例大祭で、毎年12月の第1日曜日に行われる。祭りの起源は明らかになっていないが、昔、栗山川に上がってきた鮭を捕えた人が、鮭の頭に大の字があったので、これを山倉大神へ奉納したことが始まりともいわれている。祭りが近づくと、きまって鮭が遡上してきたため、この地の人々は鮭を「おしゃけさま」と呼んで崇めてきた。
山倉大神では、鮭を龍宮献進のものとし、奉納された潮漬けになった鮭を、祭りの前日に、小さい切り身にさばき、護符として整える。夕方には御輿渡御も行われる。祭礼当日は護符とした鮭の切り身を参拝者へ配り、御輿が山倉地区を練り歩く。この護符は、「災いをさける」と珍重され、常備されている鮭の黒焼きの護符とともに、病災消除特に風邪薬として知られている。東日本に顕著な漁獲物である鮭が神饌として、重要な役割を果たす祭りとして特徴づけられる。
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