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更新日:令和6(2024)年8月29日
ページ番号:314805
(かずさじゅうにしゃまつり)
県指定無形民俗文化財
平成15年3月28日
長生郡一宮町・睦沢町・長生村・茂原市・いすみ市
旧上総国一宮の玉前神社を中心とする寄合い祭りである。玉前神社の神霊は、海中より玉として現れたと伝えられ、年に1度、その祭神である玉依姫を中心に、眷属となる諸神が集まるものとされている。十二社の所以は、元禄3年(1690)に書き写された「三之宮福大権現由趣書」に「一番下之郷玉垣大明神、二番三之宮福大権現、三番本納大明神、四番二之宮大明神、五番金田村南宮大明神、六番一之宮玉前大明神の神輿十二社は、太東釣ヶ崎といふ所へ出御」云々ともあるように、古くは6社12基の神輿が寄合っていたことによるが、これまでにいくつかの出入りがあって変動している。
現在の祭りは、毎年9月8日から14日にかけて行われるが、なかでも13日の例大祭では、長生郡一宮町一宮の玉前神社をはじめ、同町宮原の南宮神社、いすみ市岬町中原の玉崎神社、同町椎木の玉前神社、同町谷上の谷上神社から、計5社9基の神輿が釣ヶ崎の祭場に集結し、それぞれ神霊合わせの祭儀をいとなんでから、次々と還御の途についている。
上半身裸の男たちが神輿を担ぎ、シオフミといって波打ち際を駆け上がるさまは勇壮で、俗に裸祭りとも称されている。
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