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更新日:平成29(2017)年9月6日

三ツ堀のどろ祭

(みつぼりのどろまつり)

三ツ堀のどろ祭1

泥を練る神児

三ツ堀のどろ祭2

泥をはった神池でもまれる神輿

種別

県指定無形民俗文化財

指定日

昭和61年2月28日

伝承地

野田市三ツ堀(香取神社)

概要

 「おお腹くちの泥んこ祭」とも呼ばれ、4月の第1日曜日に行われていた。

 祭の前日に「宵盛」と呼ぶ祝宴を行い、当日の午前中に、神輿かつぎに選ばれた花婿が山盛りに盛られた御飯を食べる「大腹満」の行事を行う。午後は山車や槍・鉾・神輿・囃子などが神社から少し離れた神池まで渡御する。神池には泥が張られており、神輿かつぎの若い衆は神輿とともにその中にとび込んでもみあう。その後、神輿を池から引きあげる際、神児役の子供達が用意していた土塊を上から投げつける。若者たちは「おお腹くっちょうえんざんぼういつもこうならよかんべえ」と大声で囃しながら神輿をあげ、また池に下ろします。これを3回繰り返した後、ようやく泥にまみれた神輿を江戸川の水で清め、最後に香取神社に納める。

 安政2年(1855)に赤松宗旦が著した『利根川図志』によると、かつて巨木が流れてきた際、腹いっぱいの御飯を食べた三ツ堀地区の若者が「おゝ腹はらくちいな、えんざんぼう」と言いながらこれを引き上げた故事によるとされている。また、香取神社の『略縁起』には、宝暦6年(1756)には香取神宮の「稲ヲ植ヘ始メル」お田植祭と「御は満まで(御浜降り)」が融合した形で「ど路ろの祝ひ」が行われていたことが記されている。

 歴史も古く、農村的神事の発展した独特の奇祭といえるが、平成2年以降は参加者不足のため中断している。再開が望まれる。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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