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更新日:令和5(2023)年12月19日
ページ番号:314958
(すみじしまい)
県指定無形民俗文化財
昭和42年3月7日
印旛郡酒々井町墨(六所神社)
毎年7月15日の六所神社の祇園祭に、区長宅と神社で演じられる。古くは「風祭」ともいわれた。墨獅子舞は言い伝えによると、享保(1716~1736)の頃、六所神社の遷宮式のために出羽国羽黒山から師を招いて伝授をうけたのが始まりである。五穀豊穣の祈願や、雨乞いの意味があるとされ、舞いの中にも田植えの所作や耳を澄まして雨を呼ぶ動作が組み込まれている。
明治時代末頃までは、舞い手は10歳くらいまでの少年だったが、次第に地域よりも学校が主体となり、担い手は青年達に移った。
大獅子、中獅子、雌獅子の3匹の獅子が絡みながら舞う三匹獅子舞で、演目は、「芝獅子」「猿獅子」「幣束(剣の舞)」「足揃え」などが伝えられている。
この獅子舞の特徴は「お練り」と「念仏」が伴うことである。「お練り」は華やかな万灯を先頭にした行列で、3匹の獅子と猿が練り歩き、華やかな祭礼の雰囲気を盛り上げる。また、「念仏」は五七調の歌で、神社では穢れを祓う歌、寺では香の煙が黒雲となるという内容の雨乞いを連想させる歌、区長宅では家をほめる、いわゆる「ほめ言葉」が歌われる。
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