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更新日:令和6(2024)年10月3日
ページ番号:314763
(いわぬまのししまい)
県指定無形民俗文化財
昭和36年6月9日
長生郡長生村岩沼(皇産霊神社)
長生郡長生村岩沼に伝わる2人立ちの獅子舞である。岩沼の獅子舞は約300年ほど前から始まったといい、地区の氏神である皇産霊神社で奉納されてきた。
獅子舞のいわれとしては、もともと神輿の練り合いを中心とした祭りであったのが、ある年にけが人を出したため、その神輿を埋めてしまい、その代わりとして、獅子舞を奉納するようになったと伝えられている。また、当初は越中流という流派の獅子舞だったが、茂原市本納に伝来した京都祇園の長べい流を習得することで、寛政年間(1789~1801)に、舞い方を替えたともいわれている。以来、岩沼では各家の長男だけを伝承者と決め、今日まで受け継いできた。
現在では、毎年10月19日に、神社境内の仮舞台で演じられる。舞は「おから」「羽手」「仕立四つ足」「仕立玉遊び」「亀の舞」「乱玉の舞」などがあり、なかでも「乱玉の舞」は大梯子の上に乗って曲芸的な振りをみせるというもので、俗に梯子獅子舞として知られている。また、この他に万歳芸として、子どもたちが「鳥さし」「漫才」を演じる。
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