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更新日:令和6(2024)年8月29日
ページ番号:314803
(たまさきじんじゃかぐら)
県指定無形民俗文化財
昭和33年4月23日
長生郡一宮町一宮(玉前神社)
長生郡一宮町一宮の玉前神社に伝わる神楽で、俗に上総神楽ともいう。
神楽の奉納記録としては、天保9年(1838)の「社用録」に、宝永7年(1710)に神楽殿を造り神楽を奉納したとあるのが初見である。また、「伶人ハ江戸稲荷ノ祠官、小針和泉村木大和也。当社ヘ土師流ノ神楽伝授ス」ともあるように、もともと土師流の神楽を伝え受けたことがわかっている。この神楽は、代々5軒の社家を中心に継承されることになっており、明治時代の記録では36演目からなっていたようだが、現在では「加茂明神」「天狐乱舞」「八咫宝鏡」「種蒔」「両神和合」「龍神舞楽」「悪魔降伏」「磐戸小開」「蛭子」「猿田彦舞」「剣玉」「神剣貢」「風神安鎮」「戸隠」「千能里」「大山祇神」の十六座を伝えている。
演じる機会は、玉前神社の春季例大祭(4月)や秋季例大祭(9月)をはじめ、年7回ほどあるが、春季祭では「種蒔」が、秋季祭では「猿田彦舞」が必ず最初の演目と決まっており、毎回最後は、「大山祇神」で終えるようになっている。
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