ここから本文です。

更新日:令和6(2024)年3月22日

ページ番号:315359

長板中形

(ながいたちゅうがた)

松原伸生さん

種別

重要無形文化財

指定日

令和5年10月18日

保持者

松原伸生(君津市)

概要

長板中形は型紙を使った日本の伝統的な染色法の一つ。特に反物の両面に糊を置いて藍に浸染し、表裏同じに文様を染め表すことを特色とする。「長板中形」の名称は、三間余りの長い板に白生地を張って糊置き(型付ともいう)することと、文様が小紋より大きく大紋より小さいことから出たものである。特に江戸時代には庶民層の木綿の浴衣染に用いられた。松原氏は、伊勢型紙の使用、もち米粉を使った自作の防染糊の使用、本藍染など伝統的な技術を継承しながら、木綿に限らず麻や絹の生地も素材とし、浴衣染を脱したより洗練された長板中形の世界に挑戦している。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?