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更新日:令和元(2019)年12月20日
ページ番号:315039
(だいじおんじほうもつるい)
県指定有形文化財(歴史資料)
平成4年2月28日
成田市成田640(大慈恩寺・成田山書道美術館保管)
敵味方なく戦没者の霊をとむらうため、南北朝時代に足利尊氏は全国66か国に利生塔を建てるが、大慈恩寺は下総国の利生塔が設置された寺であり、また、鎌倉幕府の実力者である金沢氏との結びつきの強い寺として知られている。絵画・工芸品はじめ多くの中世文書も伝える古刹である。
平成4年2月28日付けで指定した大慈恩寺文書50通、附大慈恩寺記1通の古文書類の他に、平成5年2月26日付けで、絹本著色金剛薩像1幅、絹本著色如意輪観音像1幅、絹本著色愛染明王像1幅、絹本著色十六羅漢像16幅、金銅装据箱2口、金銅装戒体箱1口の絵画・工芸品などを加えて、名称を「大慈恩寺宝物類」とし、歴史資料として一括指定した。
絵画類については、中興開山真源が大和の西大寺あたりから招来したものであろうといわれており、いわゆる田舎出来のものではなく、当時の絵画の主流を伝えるものとして貴重である。
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