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更新日:令和5(2023)年8月21日
ページ番号:315079
(もくぞうふどうみょうおうざぞう・もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう)
県指定有形文化財(彫刻)
平成25年3月1日
印西市小林1615(西福寺)
両像は、その法量や構造、作風が類似しており、元々は一具の造像と考えられる。不動明王と毘沙門天は、薬師如来や阿弥陀如来、聖観音等を中尊とする三尊の脇侍として造像される例が多いが、両像も、その中尊が何であったかは不明だが、その脇侍として造像されたものとみられる。
両像とも、像内から同文の墨書銘「仏師賢光(花押)」があることから、作者は賢光である。賢光の生没年は不詳だが、鎌倉時代の13世紀後半に下総地方を中心とした活躍が知られており、他にも県指定文化財にも指定されている物件として数例がある。
両像は、制作年代は不詳であるが、本県ゆかりの仏師・賢光の彫りの深い大胆な作風を反映している。
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