ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 市町村別の国・県指定および国登録文化財 > 夷隅エリアの市町 > 大多喜町の国・県指定および国登録文化財 > 木造虚空蔵菩薩坐像
更新日:令和7(2025)年4月16日
ページ番号:314694
(もくぞうこくうぞうぼさつざぞう)
県指定有形文化財(彫刻)
昭和30年12月15日
夷隅郡大多喜町泉水201(大山祇神社)
像高約152センチメートル。カヤ材の寄木造。表面は彩色仕上げ。頭部は耳後で前後に矧ぐ。体幹部も前後矧ぎで、さらに正中線で矧ぐ。頭部は三道下で挿し首とする。両脚部は横二材を矧ぎ、腰の両脇に三角材を矧ぐ。両手とも肘と手首で矧ぐ。八角形の宝冠は各面とも別材を矧ぐ。造像年代を示す資料がなく、膝前の松葉形を交えた衣の襞の表現から鎌倉時代後半の造像が考えられるが、平安時代後期から室町時代までとする説もある。神社に納められているのは、かつての神仏習合の名残。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください