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更新日:令和4(2022)年9月16日
ページ番号:315448
(ちばけんりつあわみなみこうとうがっこうきゅうだいいちこうしゃ)
県指定有形文化財(建造物)
平成7年3月14日
館山市北条611(千葉県)
安房南高等学校の前身である県立安房高等女学校の校舎が、大正12年(1923)の関東大震災により倒壊したため、災害の経験を生かした耐震構造建築として、昭和5年(1930)に新築されたものである。中央に玄関を配置し、大きく羽を広げたような左右対称の外観は、当時の学校建築の典型的な形で、木造2階建ての校舎全面には欄間付き格子窓が連なり、開放感のある構えになっている。また様々な形の屋根の組み合わせ、菱形を重ねたレリーフや窓の飾り桟など玄関周辺の装飾、柱装飾や階段の欄干装飾など、建物内外の至るところに、設計者の工夫の跡を確認することができる。部分的に改造されているものの、建設当時の様子をよくとどめており、昭和初期の千葉県の学校建築の姿を今に伝えている。
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