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更新日:令和5(2023)年7月13日
ページ番号:315148
(なかむらやしょうてん)
県指定有形文化財(建造物)
平成5年2月26日
香取市佐原イ-1720(個人)
中村屋商店は、代々荒物・雑貨などを商ってきた商家で、香取街道と小野川沿いの道が交差する角に位置している。店舗兼住宅及び土蔵は、県指定有形文化財(建造物)に指定されているほか、重要伝統的建造物群保存地区内の建物でもある。
店舗兼住宅は、江戸時代末期の安政2年(1855)に建築されたと伝えられる。1階は内側に揚戸を建て込み、外側の土庇を格子戸と壁で囲う構えとしている。また、2階正面には繊細な格子窓を組み、軒下をはりだした「せがい」とするなど、格式のある形式である。
3階建ての土蔵は、明治25年(1892)の大火後に建築されたもので、正面の交差点が直角に交わっていないために、変形の切妻屋根をしており、間取りも変形平面の部屋を設けるなど工夫を凝らしている。
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